2016.08.28 街のカタチ、村のカタチ
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LEITZ minolta CL with COSINA Voigtlander NOKTON 40 mm F1.4 SC
2016.08.26 スギモトがやってくる
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LEITZ minolta CL with COSINA Voigtlander NOKTON 40 mm F1.4 SC

東京都写真美術館のリニューアル・オープン/総合開館20周年記念として「杉本博司 ロスト・ヒューマン」を開催する。
どひゃー! キター!
2014年、パリで行われた個展、「今日、世界が死んだ(失われた人類の遺伝子の保管庫)」のリメイク版か?
遠いところまで行ってしまったズギモトが日本に帰ってきた・・・・って感じ。
美術館の公式サイトを見ると、あの!「仏の海」が新しい装いで見られるではないか!
「仏の海」とは1995年に発表した、京都の三十三間堂に安置されている千体の千手観音像を、近世や近代に付け
加えられた様々な装飾を取り除き、蛍光灯も消し、朝日を浴びて輝く千体を7年の月日をかけて撮影した超大作。
杉本博司の公式サイトをご覧いただきたい。モニターで見ても荘厳なその光景を感じられるでしょう。
何が凄いって800年前の都人が見た光景を、800年後の現代で、実際の現場で撮影して再現するっていうところが凄い!
これ、印刷物でしか見たことないから見たかったんだよなー。
新作は「廃墟劇場」。これは、1970年代から制作しているシリーズ「劇場」の、実際に廃墟と化した劇場を訪ね、作家
自らスクリーンを貼り直して映画を投影し、作品1本分の光量で露光した作品だそうだ。これも見たいなー。

東京かー、遠いなー。巡回して関西に来ないか調べてみたけれど、今のところその情報は見つからない。
しかし、行きたいなー・・・。
2016.08.25 フィルムを使うということ
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LEITZ minolta CL with COSINA Voigtlander NOKTON 40 mm F1.4 SC

いやー、まいったまいった・・・、フィルムの値段が急騰しているご時世。モノクロフィルムの現像代もまた
値上がりした。現像を頼んでいる店はモノクロ現像は外注らしい。もし、その外注先の方が現像の仕事を
辞めてしまうと、もう、ネットで現像先を探すか、自家現像を本気で考えないといけないのは時間の問題だ。
・・・・と嘆きながら、マキナの露出計を直してもらおうと修理に出すと、「オーバーホールをお勧めします」と。
眼が飛び出るほどの修理代に一瞬たじろいだが、「10年は使えますよ」の一声で覚悟を決め、オーバーホ
ールを依頼した。もう後戻りはできない、せっかく直したのに使わないと、本当の宝の持ち腐れになってしまう。
・・・・いやー、まいったまいった。
2016.08.16 戦争の話
最初の広島への原爆投下は、時のアメリカの大統領、トルーマンの指示のもと決定されたのではない。
この核爆弾に関わった上層部の人間の、思惑や自己保身や意思疎通の欠如の積み重ねで行われた
「想像力を欠いた愚行」。NHKの【決断なき原爆投下~米大統領 71年目の真実~】を観てそう理解した。
そのTVプログラムの概略は、原爆開発を秘密裏に計画していたルーズベルトが急死し、その詳細を
いっさい知らされていなかったトルーマンは、軍部からの原爆計画の詳細を文章で提出されても、塾考
も、判断もせず、原爆開発の指揮官・陸軍グローブズ将軍の強い押しだけで実行された・・・・というもの。

なんと恐ろしいことよ・・・・そんなことで、何十万人の一般人が虐殺されるとは。

トルーマンは原爆投下後、ラジオで「これで何万人というアメリカ兵の命を救えた」というようなことを
言ったそうな・・・詭弁である。自らが「大量虐殺を指示した政治家」というレッテルを張られないための。

内田 樹と姜尚中との対談集【世界「最終」戦争論 近代の終焉を超えて】 (集英社新書)を読んでいる。
テロと戦争の違いは何か?戦争は勝敗が決まれば条約が締結され、とりあえずの決着はつく。
テロは永遠に続く。例え「敵の巣窟と思われる場所」を総攻撃したとしても、最高指導者を亡き者にしようと。
だから、これからの時代は「常に戦争状態」であると言う。その大きな要因は、グローバリズムではないか?
グローバリストの「金のある者が偉い」という価値観が蔓延し、さらに「命より金が大事」という呆れた
風潮によって、世界のあちこちが破綻している現状がテロリストを生み、一般人が殺されることとなる未来。
日本の憲法9条はそんな殺伐としたグローバル時代を、「平穏」に生きられる世界でたった一つの条文。
今まで、この条文の庇護の下で平和ボケと言われた我々は、そんな「常に戦争状態」世界で対等に生き抜く
覚悟があるのか?アタクシには・・ない。積極的平和主義なんて・・・ない。この言葉も詭弁だ。

平和主義のアインシュタインは平和主義のフロイトに「ヒトはなぜ戦争をするのか?」を書簡で問うたそうな。
フロイトは返信で「人間から攻撃的な性格を取り除くことなどできそうもない」と答え、アインシュタインは愕然
としたそうな。たぶん、攻撃的でないヒトは種として絶滅するんだろうな。
その攻撃性はどこからくるのか、差別や格差が攻撃性の要因なら、それを知性によって抑え込めるのもヒト。
いや、そんな知性がヒトにはあるはずだ。慈愛?わからないけれどあるはずだ。

【戦争中の暮しの記録―保存版】を買った。そう、巷で話題の「トトねえちゃん」、暮らしの手帖が、高度
成長期の1967年に出した別冊の復刻版。アタクシも「トトねえちゃん」ファンなので、つい・・・。
あとがきに・・・・
この戦争のあいだ、ただ黙々と歯をくいしばって生きてきた人達が、何を苦しみ、なにを食べ、なにを着て、
どんなふうに暮してきたか、どんなふうに死んでいったか、その数少ない記録がここにある。
これが戦争なのだ。それを知ってもらいたくて、この一冊をのこしてゆく。君もまた後に生まれる者のため
に、この一冊をどんなにぼろぼろになっても残しておいてほしい。・・・・・
うん、なんだかんだ戦争して、テロにあって一番損するのはアタクシ達市井の人。だから、その経験を
リアルに残してくれている市井の人達の文章のほうが、政治家の詭弁よりずっと信用できる。

2016年の敗戦記念日によせて



2016.08.08 東京の空
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GRⅡ

2016.08.07 夏空
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この風変わりなレンズ「ベス単」を使った写真を、巨匠・植田正治が「白い風」と題した写真集を刊行して
以来、アマチュアカメラマンがこぞって真似っこしたのが1980年代初頭。今のデジカメでもデジタルエフェ
クトで、それっぽい写真は撮れます。でも、マニアはこんな風変わりなアイテムに心惹かれるんだよなー。

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FUJI X-E1 with ベス単PKマウント改

2016.08.06 アダプターマニア
カメラ関係の情報サイトを見ていると、「ベス単フード外し」の再来か?・・・などという新レンズ紹介の
キャッチコピー。ふむ、「ベス単フード外し」・・・そういえば・・・持ってる・・・・まだ手元にある。
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えーっと、解説しますとですね、「ベス単」とは、1912年にイーストマンコダックが発売したベスト・ポケット
・コダック(Vest Pocket Kodak)カメラという折り畳み式カメラ、のレンズのこと。「フード外し」とは、撮影時、
このレンズのフードを(レンズの前についている)とってしまった様。そしてこの様の状態で写真を撮ると、
ピントがあっているのかいないのか、紗がかかりまくっている写真が撮れる、という現代高性能レンズで
はありえない、どちらかというと真逆の、現代高性能レンズマニアの方には、許しがたい性能を発揮して
くれるレンズなのです。そんなレンズを彷彿させるレンズを、某家内制手工業的小企業が販売するという。
・・・で、持ってるわけです、本物のベス単を。しかし、それは押し入れの中にずーっと眠っていたわけです。
その名は「ベス単PKマウント改」・・・・これも解説しますと、ベス単をペンタックスのPKマウントレンズの前
にひっつけた改造レンズで、初めて買った本格的なデジタル一眼レフカメラ、ペンタックスist-Dというのに
つけて遊んでたんです。つまり、ペンタックスの一眼レフにしか、つけられない「ベス単改」。しかし、その
ist-Dも今は無く、レンズだけがひっそりと押し入れに眠っていたというわけ。それが、某家内制手工業的
小企業が、それっぽいレンズを販売してくれたおかげで、再び目を覚ますこととなる。なぜか?

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この記事のおかげで、またまた、買ってしまったアダプター。FUJI X-E1のボディにこのレンズをつけられる
アダプター。「K&F Concept® マウントアダプター PK-FX」というやつ。先日、フィルムカメラ、 PEN-FT で使う
アダプターを手に入れたばかりだというのに、お気楽に買えるお値段だったので、それに魅惑的な写真が
撮れるし・・・つい。交換レンズは増えないのに、アダプターだけは増えるアタクシ。

これ、アダプターマニアか?それとも安物買いの銭失い?