2009.06.06
風を掴む

Panasonic Lumix G1 with VARIO1:3.5-5.6/14-45 ASPH
そうか!こういう事ね・・・・・
昨今のデジカメは「簡単・綺麗」という安易な方程式だけじゃないね。
それは、表面的には「誰でも」というキーワードを出発点にしていますが、
実はそれをとことん使いこなすと「デジタルカメラならでは」の世界が
その向こうに広がっているようですね。
昨日、手ぶれ補正が効いているから、夜景を1/8のシャッタースピードで撮ってもブレない、
ということを知ってしまった私は、今日、昼間で1/8をやってみました。
「手ぶれ補正」というのは手ぶれを補正するだけで、動いている被写体はブレる、ということ。
と、いうことは、昼間でも手持ちで被写体ブレの写真が撮れるということだ。
こりゃ、おもしろいじゃない?
だから、ちょっと茂みに絡みつく風を掴んでみた・・・試作。
2009.06.05
水の季節・夜

Panasonic Lumix G1 with VARIO1:3.5-5.6/14-45 ASPH
去年はM2+ズミルックス35mm開放で撮ったシーンですが、
どうも気に入らなかったので今年、Lumixでリベンジ。
さすがに簡単綺麗の今時デジイチ+標準ズームである。
撮影データは、焦点距離はたぶん70mmぐらいの中望遠。
ISO800でシャッタースピード1/8、F5.6、の設定全てオートモード。
もちろん手持ちのオートフォーカスで撮影。
シャッター半押ししたら自動的に「ナイトモード」になってくれていた。
改めて凄いね。
ボケていないし、ブレていないし、画像もそんなに荒れていない。
当たり前っちゃー、当たり前なんでしょうけれど。
普段、ローテクなカメラを使って四苦八苦しながら(・・・・というか、楽しみながら)
写真を撮っていますし、このカメラを使うときも、
わざわざ旧式のレンズをつけてまで「古さ」を楽しんでいる身。
カメラにとっては過酷なシーンでも、
こんなに平然と「簡単綺麗」な写真を使い手に撮らせてしまう技術力に
今更ながら感心してしまいました。
2009.06.04
水の季節
2009.05.29
石の鼓動
2009.04.09
桜色のイメージ

Panasonic Lumix G1 with Carl ZEISS Planar 50mm F1.4
昨日は「モノクロ桜」のまとめを、だらだらと紹介しました。
しかし、どうしてもカラーでも撮りたくなるのはしかたのないこと(自己弁護)
潔くはないけれど、同じ場所で撮ってもモノクロで撮った後、「色が欲しいなー」と思ったら
カラーモードにしてもう一枚。(デジタルならではです)
RAWで撮った後、現像処理でどうにでもできる、という意見があるのは知っていますし、
そっちの方が合理的なんだろうなー、と思う事もあるのですが、
私はその場の「取れたて新鮮さ」に注目したい。
家へ帰ってパソコン上で色を決めるのはどうも性に合わない。
(・・・と言うか、その時の色のイメージを思い出せない)
この画像も昨日アップした画像のカラー判。
この時の桜色の私的イメージを最も再現してくれている。
でも、露出補正をかけて何枚も撮らないとこうはいかない。
ましてや、自然光の中での小さなモニターで見るだけの確認だし・・・。
もう、何回も記事にしている事ですが、本当に「色」って難しいです。