2021.04.24
中華レンズがお気に入り
時代の流れって面白いね。
工業製品はほとんど、最初ヨーロッパで発明開発され、日本を含む東アジアはその西欧諸国の(特にドイツ)の製品を真似て、商品を開発し、いつの間にやら、カメラや自動車は日本がヨーロッパやアメリカを抜いて、世界中のカメラ業界を席巻するほど実績を上げたのは40年ほど前か。それが、デジタル機器が主流になり、繊細な工程もほとんど自動化されて、人の腕前がいらなくなって早10年以上。それもどんどん製造過程も単純でコストも安くなり、職人の腕や感覚に頼っている日本ブランドは「高級化」してしまった。そして、中国。諸外国から「真似っこ」と揶揄されながらも、「よく似た」製品をを開発し、あとは圧倒的な人海戦術で低コストの製品を世界中にばらまいている。なんか、高度成長期って言ってた戦後の日本に似ているよね。あの頃の庶民の味方は日本製だったけれど、いつの間にやら、庶民の味方は中国製。このあと、どこら当たりの地域が出てくるんだろうね。東南アジア?アフリカ大陸?
また、前振りが長くなってしまいました。
・・・・で、工業製品のカメラ用レンズ、昔からカメラのレンズは精度が高くないときれいに写らないから、きれいに写せるレンズはそりゃもう高級。ボディより値段の高いレンズなんていくらでもある。だから、交換レンズなんてなかなか新品で買えない。そこで、最近、カメラ業界の話題をさらっているのが中国製レンズ。その筋では「中華レンズ」と言うらしい。
今、ワタクシはこの中華レンズを3本持っている。ここ3か月で、3本も買ってしまった。それもすべてマウント(注・カメラボディにレンズを装着するときのネジの形)がすべて違う。つまり、3種類のデジカメを持っていて、それぞれに見合った中華レンズを衝動買いしてしまったわけだ(懲りない人)。しかし、平均するとお値段1万円を切る!だから、衝動買いできる幸せ。
そして、お気に入りのレンズが、いまX-E4に装着しているレンズなのだ。(注・前回、前々回の記事参照)
その名も銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C (フジフイルムX用) ブラック ¥8,910(税込)!
工業製品はほとんど、最初ヨーロッパで発明開発され、日本を含む東アジアはその西欧諸国の(特にドイツ)の製品を真似て、商品を開発し、いつの間にやら、カメラや自動車は日本がヨーロッパやアメリカを抜いて、世界中のカメラ業界を席巻するほど実績を上げたのは40年ほど前か。それが、デジタル機器が主流になり、繊細な工程もほとんど自動化されて、人の腕前がいらなくなって早10年以上。それもどんどん製造過程も単純でコストも安くなり、職人の腕や感覚に頼っている日本ブランドは「高級化」してしまった。そして、中国。諸外国から「真似っこ」と揶揄されながらも、「よく似た」製品をを開発し、あとは圧倒的な人海戦術で低コストの製品を世界中にばらまいている。なんか、高度成長期って言ってた戦後の日本に似ているよね。あの頃の庶民の味方は日本製だったけれど、いつの間にやら、庶民の味方は中国製。このあと、どこら当たりの地域が出てくるんだろうね。東南アジア?アフリカ大陸?
また、前振りが長くなってしまいました。
・・・・で、工業製品のカメラ用レンズ、昔からカメラのレンズは精度が高くないときれいに写らないから、きれいに写せるレンズはそりゃもう高級。ボディより値段の高いレンズなんていくらでもある。だから、交換レンズなんてなかなか新品で買えない。そこで、最近、カメラ業界の話題をさらっているのが中国製レンズ。その筋では「中華レンズ」と言うらしい。
今、ワタクシはこの中華レンズを3本持っている。ここ3か月で、3本も買ってしまった。それもすべてマウント(注・カメラボディにレンズを装着するときのネジの形)がすべて違う。つまり、3種類のデジカメを持っていて、それぞれに見合った中華レンズを衝動買いしてしまったわけだ(懲りない人)。しかし、平均するとお値段1万円を切る!だから、衝動買いできる幸せ。
そして、お気に入りのレンズが、いまX-E4に装着しているレンズなのだ。(注・前回、前々回の記事参照)
その名も銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C (フジフイルムX用) ブラック ¥8,910(税込)!
2021.04.23
なんちゃってレンジファインダーの誘惑
なぜ、ワタクシがフジフイルム X-E4にビビビッときたのか?
それは、なんといっても、ボディデザインが、我が往年の愛機「ライツミノルタCL」(注・昔はカメラやレンズをばんばん作っていたミノルタと、ドイツの超高級カメラメーカー、ライツ社が共同開発したレンジファインダー型フィルムカメラ)を彷彿させるからです。
・・・というか、その事を興奮気味にお話しされているYouTuberの方がいらっしゃって、きっかけはそれ。
その動画を見てからは、発売される前から、手当たり次第にこのデジカメを紹介している動画は見まくるわ、手に入ったらどんな風に着飾ってあげようか妄想にふけるわ、と一人大騒ぎ。もう後には戻れない。

(注・うーむ、並べてみるとそうでもないか?ライツミノルタCLのほうが、縦に大きいね)
それは、なんといっても、ボディデザインが、我が往年の愛機「ライツミノルタCL」(注・昔はカメラやレンズをばんばん作っていたミノルタと、ドイツの超高級カメラメーカー、ライツ社が共同開発したレンジファインダー型フィルムカメラ)を彷彿させるからです。
・・・というか、その事を興奮気味にお話しされているYouTuberの方がいらっしゃって、きっかけはそれ。
その動画を見てからは、発売される前から、手当たり次第にこのデジカメを紹介している動画は見まくるわ、手に入ったらどんな風に着飾ってあげようか妄想にふけるわ、と一人大騒ぎ。もう後には戻れない。

(注・うーむ、並べてみるとそうでもないか?ライツミノルタCLのほうが、縦に大きいね)
2021.04.22
古い奴だとお思いですか?
写真愛好歴50年。
中学生の頃のSLブーム(注・蒸気機関車が民営化前のJRから全面的に廃止される1970年代に巻き起こった現象)に乗っかって初めて写真を撮ってから早半世紀。断続的(注・大学の授業で必要だったり、家族の写真を撮ったり、愛好家の仲間ができたり)ではありますが、写真やカメラを趣味としてきました。そして、それには波があって、ここ数年は「まっ、カメラなんてスマホが一番便利だよね」のスタンスとなってしまい、「機材整理」のつもりで、持ち駒を処分しながら、その時の気分で何台か買い替えていましたが、買う前の興奮度は以前の熱さはなく、どっちかというと「惰性」。ですから、ネットニュースでデジカメの新製品が出るのを楽しみにするでもなく、「フルサイズ(注・35mmフィルムサイズ)のセンサーでコンパクトなデジカメ出るんだー」とか「あのデジカメは動画も映画みたいな大画面でも耐えられる質に撮れるんだー」とか、「でも、そんな立派なの使いこなせないしなー」「今、持ってるので十分です」とかの感想を持ちながら、ちょっと引いた感じで眺めておりました。
・・・が、ビビビッと来ちゃったんです・・・・
2016.08.06
アダプターマニア
カメラ関係の情報サイトを見ていると、「ベス単フード外し」の再来か?・・・などという新レンズ紹介の
キャッチコピー。ふむ、「ベス単フード外し」・・・そういえば・・・持ってる・・・・まだ手元にある。

えーっと、解説しますとですね、「ベス単」とは、1912年にイーストマンコダックが発売したベスト・ポケット
・コダック(Vest Pocket Kodak)カメラという折り畳み式カメラ、のレンズのこと。「フード外し」とは、撮影時、
このレンズのフードを(レンズの前についている)とってしまった様。そしてこの様の状態で写真を撮ると、
ピントがあっているのかいないのか、紗がかかりまくっている写真が撮れる、という現代高性能レンズで
はありえない、どちらかというと真逆の、現代高性能レンズマニアの方には、許しがたい性能を発揮して
くれるレンズなのです。そんなレンズを彷彿させるレンズを、某家内制手工業的小企業が販売するという。
・・・で、持ってるわけです、本物のベス単を。しかし、それは押し入れの中にずーっと眠っていたわけです。
その名は「ベス単PKマウント改」・・・・これも解説しますと、ベス単をペンタックスのPKマウントレンズの前
にひっつけた改造レンズで、初めて買った本格的なデジタル一眼レフカメラ、ペンタックスist-Dというのに
つけて遊んでたんです。つまり、ペンタックスの一眼レフにしか、つけられない「ベス単改」。しかし、その
ist-Dも今は無く、レンズだけがひっそりと押し入れに眠っていたというわけ。それが、某家内制手工業的
小企業が、それっぽいレンズを販売してくれたおかげで、再び目を覚ますこととなる。なぜか?

この記事のおかげで、またまた、買ってしまったアダプター。FUJI X-E1のボディにこのレンズをつけられる
アダプター。「K&F Concept® マウントアダプター PK-FX」というやつ。先日、フィルムカメラ、 PEN-FT で使う
アダプターを手に入れたばかりだというのに、お気楽に買えるお値段だったので、それに魅惑的な写真が
撮れるし・・・つい。交換レンズは増えないのに、アダプターだけは増えるアタクシ。
これ、アダプターマニアか?それとも安物買いの銭失い?
キャッチコピー。ふむ、「ベス単フード外し」・・・そういえば・・・持ってる・・・・まだ手元にある。

えーっと、解説しますとですね、「ベス単」とは、1912年にイーストマンコダックが発売したベスト・ポケット
・コダック(Vest Pocket Kodak)カメラという折り畳み式カメラ、のレンズのこと。「フード外し」とは、撮影時、
このレンズのフードを(レンズの前についている)とってしまった様。そしてこの様の状態で写真を撮ると、
ピントがあっているのかいないのか、紗がかかりまくっている写真が撮れる、という現代高性能レンズで
はありえない、どちらかというと真逆の、現代高性能レンズマニアの方には、許しがたい性能を発揮して
くれるレンズなのです。そんなレンズを彷彿させるレンズを、某家内制手工業的小企業が販売するという。
・・・で、持ってるわけです、本物のベス単を。しかし、それは押し入れの中にずーっと眠っていたわけです。
その名は「ベス単PKマウント改」・・・・これも解説しますと、ベス単をペンタックスのPKマウントレンズの前
にひっつけた改造レンズで、初めて買った本格的なデジタル一眼レフカメラ、ペンタックスist-Dというのに
つけて遊んでたんです。つまり、ペンタックスの一眼レフにしか、つけられない「ベス単改」。しかし、その
ist-Dも今は無く、レンズだけがひっそりと押し入れに眠っていたというわけ。それが、某家内制手工業的
小企業が、それっぽいレンズを販売してくれたおかげで、再び目を覚ますこととなる。なぜか?

この記事のおかげで、またまた、買ってしまったアダプター。FUJI X-E1のボディにこのレンズをつけられる
アダプター。「K&F Concept® マウントアダプター PK-FX」というやつ。先日、フィルムカメラ、 PEN-FT で使う
アダプターを手に入れたばかりだというのに、お気楽に買えるお値段だったので、それに魅惑的な写真が
撮れるし・・・つい。交換レンズは増えないのに、アダプターだけは増えるアタクシ。
これ、アダプターマニアか?それとも安物買いの銭失い?
2016.07.24
三つ子の魂百まで

また、マニアックな話で恐縮です。
フィルムカメラ、 PEN-FT に同じメーカー(OLYNPUS)の、これまたフィルム一眼レフカメラ、OMシリーズ
のレンズを装着できるアダプターを手に入れた。正式名「OLYMPUS OM LENS MOUNT ADAPTER PEN F」
「アダプター」・・・フィルムカメラ時代の色々な機種のレンズを、自分のカメラにつけられるアクセサリー。
こういう部品というか道具というか、アクセサリーは、カメラを普通に素直な感覚で使っている分には必要
ない。よって、写真を撮ることが純粋に好きな人には、わざわざ買わなくてもいいのに、そんなアクセサリー
買うならレンズ買えよ、と思われることでしょう。まったくそのとおり。アタクシがこのアクセサリーを買って
使えるレンズは、OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8という、ごくごく平凡な標準レンズ一本だけ。
まあ、突然欲しくなった理由は、自分の持っているこのレンズをPenFTにつけて撮ってみたい、というその
理由だけ。なんか不思議でしょう?これがマニアという人種です。アタクシの場合はフィルムPenマニアと
いうことでしょうか?それに、人気のあるモノを選ぶ、とか、合理的な思考で選ぶ、という常套手段をうたな
い思考。人と違うことをしたい、持っていたいという思考。
このアクセサリー、もう20年以上前に製造中止されていますが、箱付き、説明書付きの極上品。今、デジ
カメにつけるアダプターを買っても、箱の中に入っている商品はビニール袋だけに入れられ、味もそっけも
ないですが、4半世紀前のアクセサリーは丁寧な梱包ですね。精密機械ですので大切に扱いなさい、って
感じです。店のご主人もレジで商品を袋詰めにしながら言ってました。「ほとんど未使用品ですね、こうい
うのって一期一会ですから・・・・」。まあ、新品では二度と手に入らない貴重品であることは確かですからね。