2009.05.26 廃屋
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GR digital

ポール・セザンヌの作品に「首つりの家」という作品があります。

ここでちょっとお勉強・・・・
Paul Cézanne (1839~1906)
彼の「絵画は、堅固で自律的な再構築物であるべきである」という考え方と、
その実践は「近代絵画の父」と言われるほど、後の画家に大きな影響を与えています。
つまり、セザンヌは絵の存在を、それまでの画家がリアルさを目的に描いていた
「実際の有様の模倣としての絵」から、
「ただ唯一のモノ」として独立させた偉い人なのです。(これは美術史上、画期的な事です)
セザンヌについては、たくさんの美術評論家や作家が分析されているので、
そんな著書を読んでいただきたいのですが・・・
そのセザンヌがパリでの修業時代に描かれたのが「首つりの家」。

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首つりの家 1873 オルセー美術館所蔵

第1回印象派展に出品したぐらいですから、マネやモネなどの
当時の前衛画家とも交流を持っていたようですが、どうにも溶け込めず、
一人故郷に戻って印象派とは全く違うスタンスで「絵画の探求者」になっていきます。
そんなセザンヌの作品を思い浮かべてのワンショットです。

ところで、セザンヌ。
印象派と同時代の作家なのに、画風が固いからか、
モネやルノアールに較べると日本では人気がありませんが、彼らより一歩先をいってます。

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