2009.07.06 若主人は先代の味を守ったか
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TVCMを見て驚いた。
もう少し柔らかいかと思いきや、「マジ」。
一般ピープルも見るTVCMにまで、堂々とPEN のデジタルと公言するとは
オリンパスの本気モードが目に見えてわかります。
女流一眼などと表面的にはさらっと流していたパナソニックとは大違いですね。

まだ、そんなに使い込んでいるワケでもないので、最初の印象として言わせてもらうと、
先代の意思を受け継いだのは「味」ではなく、PENそのものの「存在意義」を受け継いだ、
と言えるのではないでしょうか。
ちょっといつもの屁理屈が登場しますが・・・・・
その存在意義とは「革新性」です。
初代PEN-Fを見てもわかるように、世界でたった一つのレンズ交換式コンパクト一眼レフカメラ。
利便性や汎用性を考えると、PEN-Fの形は決してベストではない。
しかし、わざわざロータリーシャッターなどという、へんてこりんな機構までそのために開発したことは
革新と言わずして何と言いましょう。(また、また大げさになってきたぞ)
これは車社会で言うとシトロエンのDSではないですか!(また、また変な例を挙げてきたぞ)
乗り心地を求め、ハイドロニューマチックなる独特のサスペンション機構を追求し、
それを宇宙船のような、これまた独特のボディで飾ったあのDSに似てはいないか?

話をPENに戻すと、E-P1はそんな革新性を引き継いだのではないだろうか。
マイクロフォーサーズはもちろん、E30で採用したアートフィルターで個人の写真表現の裾野を広げ、
そしてその動画まで撮れる機能を追加し、それをあのコンパクトなボディに凝縮した。
それはまさしく、初代が「ペンでスケッチを描くように写真を撮って欲しい」という願いで登場したのと
同じように「もっとみんなアートしようよ」という願いが込められているのではないだろうか。
つまり、このカメラは「誰でもキレイな写真を撮れる道具」ではなく
「誰でもが芸術家になれる道具」なのです。(ちょっとおおげさ?)
「PEN E-P1、初号機としてはよくがんばった。ワシは嬉しい。しかし、まだまだ甘いぞ」
と先代も言っておられたとかいないとか・・・・

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