2009.07.17 アンダーグラウンド
ep1P7160551.jpg
PEN E-P1with M.ZUIKO DIGITAL17mm F2.8

村上春樹の「ノルウェイの森」を読み終えて「アンダーグラウンド」を読んでいる。
「風の歌を聴け」と「ノルウェイの森」の青春小説のあとのノンフィクション。
オウム真理教が起こしたサリン事件で被害にあった方々の、
その現場で遭遇した被害状況をたんたんと聞き取ったルポのようなノンフィクションだ。
ただ、その時の状況を語る被害者の証言を文字にし、
著者の意見はほとんど表面には出ない途中の段階だけど、その証言に引き込まれる。
実は「風の歌を聴け」も「ノルウェイの森」も、私の生活とは次元の違う「金持ちのぼんぼんの僕」
的なところがハナについて「ちょっとなー」と思いながらも、その物語に引き込まれていった。
その要因は何だろうと、村上ファンの友達に聴いてみると、
「彼はね、答えを書かないんだよ」と言うのである。
目鱗モノである。

著者自身も「論理」ではなく「物語」としてテクストを理解するよう読者に促している。
一辺倒の論理的な読解ではなく、「物語を楽しむ」ことがなによりも重要なことだという。
wikipediaより一部抜粋

そうなんですよ、読んだ後「すっきりしたー」じゃなく「考える余韻を与えてくれる」
そこが、また読みたくなる理由かなー。
「アンダーグラウンド」の後はその続編とも言える「約束された場所で」か?
それに「1Q84」もそろそろ増刷分が店頭に並んでいるし、
青春三部作ってどの作品のことだろう?

遅まきながら、村上ワールドにはまりそうだ。

Secret

TrackBackURL
→http://washiaya.blog72.fc2.com/tb.php/1115-186a8bc2