2010.03.09 グローバル化も考えもの
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OLYNPUS PEN-FT with F.Zuiko Auto-T 70mm F2

アメリカのアカデミー賞で、日本のイルカ漁を告発した米映画「ザ・コーヴ」という映画が、
長編ドキュメンタリー賞を受賞したそうな。
この映画、イルカ漁を批判する主旨の映画だそうですが、
環境保護団体が和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りした映像を使用したそうで、
メディアでは、大地町の人々の怒り心頭なコメントが寄せられていた。
見ていないから、この映画を批判することはできないけれど、県民としては複雑な気持ちであることは確かです。

「鯨を食う」という食文化は、私達の年代では、学校給食で「鯨の竜田揚げ」でも出ていたぐらいですから、
(あれをコッペパンに挟んで食うと美味いんだ、これが・・・)当たり前で、
「何でダメなの?ほっといてよ」って感じですが、
「イルカを食う」となると、和歌山県民でも北部の住人は知らないんじゃないかなー。
(私は知らなんだ。因みに、漁は食糧利用だけではなく、研究目的やその他様々な目的があるようです)
調べてみると、イルカ漁は、都道府県知事による許可制で、和歌山をはじめ、北海道、青森、岩手、宮城、
静岡、、千葉、沖縄が許可を出し、毎年1万5000頭~1万8000頭前後の漁獲量だそうです。
歴史的に見ても、石川県能都町真脇遺跡から300個以上のイルカ類の骨が出土されたことから、
古くは縄文時代から行われていたともいわれているそうです。

環境保護団体・シーシェパードが、日本の調査捕鯨船に不法な暴力手段を用いて世間を騒がせたり、
韓国がサッカーワールドカップを日本と共同開催した際、政府が国民に「犬の肉を食うな」、と
キャンペーンを張ったという噂を聞いたりしていると、世界が繋がれば繋がるほど、
知らなければそのままスルーできる事象でも、放っておけなくなる人達が必ずいるんですね。
気に入ってくれりゃ良いけど、価値観が違うと、もう大バッシング。
そんなにきれい事を言われてもネー、こっちは何百年とやってきたんですからネー。
この映画が、日本におけるイルカ漁撲滅のプロパガンダとなっていくとしたらイヤだなー。
だって、こんなことばっかりになると、その地域固有の文化というか個性が消えていってしまうんじゃないか、と思うのです。
(そんなのって、おもしろいか?っていうか、同じ価値観の人間ばかりの世界っておかしくないか?)

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