2010.04.01 白日夢
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PEN E-P1 with Kern Arau Macro-Switar 50mm F1.8 L-mountadapter

泡沫の一時過ごす花見客かな・・・なんてね


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PEN E-P1 with G.Zuiko Auto-W 25mm F2.8
この画像を作っていて、現代美術作家、故・高松次郎の「影」シリーズを思い出した。

高松次郎
我が心の師匠、原平さんや中西夏之氏らと共にハイレッド・センターを結成し、
銀座で清掃活動したり、ビルの屋上からカバンや衣類を落としたりと、
今なら即逮捕!的なパフォーマンスをやってのけた反芸術運動を展開したあと、
個人として「影」シリーズなど、つねに新しいコンセプトを追求し、
戦後の前衛芸術の流れに大きな影響をあたえた現代美術作家。
残念ながら62歳の若さで死去された。
(因みにハイレッドセンターというグループ名は、高松・赤瀬川・中西の先頭の文字を英語に直しただけ。安直な・・・)

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高松次郎:No.273(影) (1969) 国立国際美術館所蔵

氏曰く、「ただ白いだけでそれ以外に何も見えないキャンバスの上にも、ときにはそこに何かの影が・・・
その前に立つ画家の影だったりするわけですが・・・投影されれば、それをなぞって描くということにも、
一つの必然性があるのではないかということです。」
【影のシリーズについて、いまの時点から・高松次郎より 抜粋】

私は、白無垢の平面の上に落とされた実体のない影を「絵の具」という粒子を使って
実体のあるモノにしたい、という衝動は画家の視点だと思う。
写真に置き換えるとどうだろう?
「影」が実体の無いあやふやなものであるなら、カメラは実体を捉える装置ではなく、
実体を、実体のない「影」に変える装置かもしれないな、と思ったりするワケです。


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