2011.02.25 プアマンズSW、しかし、大きな飛躍の原点
That's one small step for (a) man, one giant leap for mankind.
(これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である)

アポロ11号が月面に着陸し、アームストロング船長が人類史上初めて月面に足を踏み入れた時、
私達は新しい時代が来たことを実感した。それは1969年7月20日のこと・・・
いや、そんな話じゃなかった、カメラの話です。

この春の中古カメラ奪取作戦一回戦はあえなく敗退。
その相手は、Zeiss Ikon SW というカメラだったのです。
このカメラ、実はファインダーがない。つまりそのままでは何も見えない、見て撮ることができない。
「じゃー、どうして見るんだよ」というと、外付けファインダーという部品をカメラの上に取り付けるんです。
「どうして、そんな面倒くさいことわざわざするんだよ」と言われそうです、それもピントは目分量。
興味のある人は欲しくなる、ない人は「どうしてこんなのが欲しいのよ」と「どうして攻撃」を連発する。
ま、そんなフィルムカメラです。それも、希望小売価格(税別)100,000円もするフィルムカメラです。
売れるわけないよねー、今なら新品でも半額近くで買える。ま、そんな不人気カメラです。
その中古を私は欲したわけです。
ここまでは前フリ(長い!)
コシナがZeiss Ikon の名を借りて、こんな特殊なカメラを作ったのは初めてではないのです。
Voigtländer ブランドを立ち上げ、新たに踏み出した第一歩が、この特殊な使い方をするカメラです。
そして、ワタクシはこのカメラを5年前に、たった8000円で買っていたのです。
そうですね、知っている人は知っていますね。Voigtländer Bessa L 。
このカメラが登場しなければ、今のコシナはない、エプソンのRD1もない、もしかしたらLeica M9もなかったかも・・・。
そんな偉大なるBessa L は、初めて月面に降り立ったアームストロング船長の功績と同じではないでしょうか?
(ちょっと大げさ?)

ep138mmP2253087.jpg
Bessa L with Snapshot-Scopar 25mm F4 : ANGLE-FINDER : lensfood LH-1

Zeiss Ikon SW を手中に納めることができなかったワタクシは、改めてこの Bessa L を眺め、
「そうだ!レンズフードを買おう」と思ったわけです。それで今回の件は、無かったことにしようと・・・・。
Zeiss Ikon SW に比べると、遙かにチープで機械的魅力は乏しいけれど、その志の潔さは同じ。
それに使うワタクシも同じ。
・・・・で、気分も新たに、フィルムを入れて5年ぶりに使ってみようと思っております。
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