2012.03.31 美味しい写真を撮りたい
デジカメのカメラ任せで写真を撮った後で画像を見ると「あれっ、暗く写っているな~(露出アンダー)」、とか、
「明るすぎて色が飛んでしまった(露出オーバー)」ってよくありますね。
例えば、全体が白っぽいモノ(例えば雪景色)を撮ると、暗ーくなってしまって夜の雪景色になってしまったり、
夕暮れ時を撮っても昼間みたいで情緒がないじゃん、というヤツです。
こうなってしまうのは、デジカメの露出計が、撮影しようとする写真全体が白い場合、白いとは認識せず
「明る過ぎるぞ」と認識して、その結果シャッタースピードを速く設定して暗く(露出アンダー)写してしまったり、
写真全体が黒い場合は「暗過ぎるぞ」と認識してしまい、シャッタースピードは遅くして明るい(露出オーバー)
写真にしてしまうからです。
露出補正とはそんな失敗を防ぐために、カメラに「ここは明るいんだから明るく測りなさい」とか
「これ、黒いから暗いという意味だよ」と言い聞かせるテクニックです。

デジタルカメラはこの「露出補正」を積極的に使う必要があるなー、と思うのです。
私自身も、まあ、やっと露出補正を気にしだしたのが4~5年前で、単純に自分の好みで「アンダーめ」ばかり。
それは暗い部分が「黒く」見えることによって画面全体も締まり、カラーだと他の色味も濃く見えるからです。
これは私の「好み」
しかし、ここ数ヶ月、好みだけで良いのか?と思うようになってきました。
冬から春にかけての、午前10時ぐらいから午後2時までの陽光を感じていると、
写真的観点に立つと「この光具合はアンダーじゃないよね、オーバーだよね」という思いが湧いてきたのです。
つまり、自分の感じた光具合を素直に受け止めようと・・・、そしてそれを露出補正でデフォルメしようと。
それで、最近は昼間に撮ってると「オーバー」、夕方は「アンダー」。
広い風景は「オーバー」、狭くミクロ的に撮るときは「アンダー」。
もちろん、「白っぽい」場合は「オーバー」、暗い場合は「アンダー」。
だから、「夕方」の「狭い範囲が対象」で「暗い」場合は露出補正-2.0ぐらいのドアンダー・・・というように。
パターンは様々。その時その場所を敏感に感じて、こまめに露出補正をかけながら撮影する。
ハイアマチュアの方からみれば「そんなの当たり前じゃん」と言われそうですが、
持ってるカメラをよくよく見ると、露出補正を設定する機能が、それを使いやすいような場所に割り当ててある。
それは「露出補正は大事です」というメーカーからのメッセージだったのですね。

そこで、露出補正って料理に似ているな、と思うんです。
そのメニューに合った温度ってあるでしょう?
冷やし中華の麺が生温いのはイヤです。みそ汁は熱々が美味い。
美味しい料理は温度も大切。
美味しい写真を撮るために、露出にこだわりを持ちましょうか・・・ね。

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GR digital Ⅳ EV-1.7

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