2012.03.27 以和為貴
「以和為貴」
ご存じ、十七条憲法の一つめの条文の冒頭「和をもって尊しとなす」の原文です。

ここんとこ読んだ2冊の本の中に出てきた内容に、この「和をもって尊しとなす」がたまたま出てきた。
一冊は「古代日本列島の謎」関裕二・著 講談社α文庫、もう一冊は「アートの起源」杉本博司・著 新潮社
どちらも日本人論というか、古代日本史の解釈が共通していて、迷走する現代日本を読み解くヒントに
なるような気がして、なんだか腑に落ちた。
迷走してる・・・ていうより、リーダーが大局を見ずに、無責任に好き勝手にやってるって感じか?

飛ぶ鳥の勢いの感がある某市長、勢いでモノ言うだけでカリスマ性を持ち、その勝ち馬に群がる人達・・・・
マニフェスト軽く読んだけど、良いんだか悪いんだかよく分からない。
分からないけれど、旧体制を批判するだけで終わっちゃいそうな気がするのは私だけ?
前市長への支援を求める職員労組名義の職員リストを捏造していた問題で
トカゲのしっぽ切っといて「問題はない」と言い切るリーダーで良いのか?

仲間内でも反対してる人いるのに、「増税やるぞ!」と、ごり押し気味にがんばっているけど、
それに一生懸命で、韓国でせっかく会えた二人の重要な関係を保つべき知人と挨拶程度でさようなら。
「ちょっと野暮用で早く帰らないかんのです」・・・・おいおい、増税より先に解決すべき課題はあるだろう?
優先順位がわかっていないリーダーをリーダーと言えるのか?

2冊の本を読んで腑に落ちたのは、日本という国は古来から大層なリーダーを輩出した歴史はない、ということ。
大陸文化流入以前は、首長のいる小さなグループでしかなく、グループ間が適当な距離をとり、平穏無事に
それぞれが生活していたのは、合議制でトラブルを解決していたからだろう。
「卑弥呼」という日本初のリーダーも実は中心になっていた人々の代表でしかなく、
権力を持ったリーダーというほどのものでもなかったのではないか、と言われている。
ヨーロッパは境目が拮抗しているから、侵略したり、されたり・・・・。
権力を持ったリーダーが出現し、その力が強いと領土が広くなり、弱まると別の国が強くなって領土を広げる。
だから、日本がヨーロッパ的な国の作り方に範をとれば間違った方向に行ってしまう(歴史がそれを裏付けている)
ましてや、多人種を無理矢理まとめたアメリカを模範にするのは難しい。
アメリカは「強いリーダー」が必要な国。

強いリーダーの必要としない国、日本。
逆に私達一般ピープルがマジで政治に関心を持たないと、
とんでもないことになっちゃうんじゃないかと思う今日この頃。
「以和為貴」・・・・これってとても深く、高度な理念だと思うな。

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