2012.06.07 哲学の水際を歩く
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「哲学」って「人間社会の真理の追究」って感じで興味深いですよね。
しかし、特有の用語が難解で、それ系の書物を読んでいても、まったく理解不能に陥ってしまいます。
大学に通っているときも選択科目で「哲学概論」などという講義があって
「ここはいっちょう受けてみるか」って履修届をだして受講したけれど、あえなく撃沈したことを思い出します。

そんな言葉の壁を払いのけ、今後の読書ジャンルの幅を広げるべく読んでみたのが・・・・
すっきりわかる!超訳「哲学用語事典」小川仁志・著 PHP
様々な哲学用語を日常使う単語に訳した「事典」のようにぶ厚くない文庫本です。
最初の章は、例えば「アイロニー」という用語で始まりますが、これは誰でも耳にする用語です。
因みに著者はどう訳しているかというと・・・・「それとなく気づかせること」と訳しています。
一般的には「皮肉」と訳することが多いですが、ちょっとニュアンスが違うようです。
まあ、ここらあたりは取っつきやすく、「へー」って感じで読み進めますが、
さすが哲学、最終章の最後に載っている用語は「テオリア」・・・・始めて見る用語です。
訳は「純粋に知を探求すること」

150語の用語が載っていますが、読み終わってわかりました、哲学の難解さの本当のところを。
それは取っつきにくい用語を多く使われていることも原因ではありますが、
本当の難しさは、到底答えの出ない本質的な事柄を、こねくり回して無理矢理結論を出そうとしているような、
そのこねくり回しについていけないことからきているんじゃないか、と思ったのです。
だって、私、用語の解説を読んでいると、余計に意味が分からなくなってきたんですもの。

「哲学」やっぱり難しいな・・・・
でも、「形而上学」なんて学問がすっきり理解できていると、美術史上に出てくる「未来派」
なんかの作品も、もっとすっきり理解できるんじゃないかなー、と思うのですが・・・・。
残念ながら、泳げない私は「哲学」の水際で、うろうろするだけが精一杯のようです。

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