2012.07.04 傀儡政権
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三月某日、大阪北新地にある、とある高級料亭にて・・・・

「サトちゃん、今日はご苦労さん。あの件、このままだとまずいよなー」
「大胃でっしゃろ?・・・そうやねん、こっちもな、ちょっとどうしたもんかと悩んでたんや」
「お前んとこはさ、今、端本の息子がイキってるだろ?あの子どうにかしないといけないよな」
「いや、おやじに一言声をかけとけば大丈夫や。それにな、あいつは飽き性やから、
言いたいこと言うたら、それで満足なんや。まあ、自分で気いついたこと言うだけで、それに満足しとる」
ところで、あんたんとこはどうなんよ?あの震災以来、東はもう脱原発一色やろ?
あれを抑えつけんのは大変なんと違いまっか?乃田ひとりであの流れを止められるとは思えやんなー」
「ああ、乃田ね。あれは無視していいよ。もう、最初っから織り込み済みさ。あいつをトップにしたのも
自分の考えなんて一切もってないから、っていうのが理由さ。
最近は東北のことほったらかしで金融の秦中の言いなりで動いてるでしょう?
だからどうにでもするさ。昔っから乃田は秦中に頭があがらないんだよ」
「わしから秦中に『もう一押しせい!』って、渇入れておくさ。そっちに話題を持っていけば、
バカなマスコミはそっちにも関心がいくし、原発の件と両方やんなきゃいけないから薄まると思うよ。
それと、古泉にも『自眠もちょっとは譲歩せい』って言ってあるから・・・。
これで永田町の奴ら、選挙となったら戦々恐々となって、こっちのことどうでもよくなるさ」

・・・・・七月某日、東京奥多摩にある、とある山荘にて

「ジローさん、じゃ、とりあえず乾杯といきまひょか」
「そうだな、大きな山は越えたな。あとは、事故が起きないように願うだけか」
「そりゃ、大丈夫でっしゃろ。これで大胃が壊れたとなったら、もうどうしようもなくなりまっせ。
まあ、そうなったらこの国捨ててオーストラリアへでも永住しますわ、ちょうど孫らがおりますねん」
「ほー、サトちゃんはオーストラリアかい?おれは、嫁さんと二人なんでカナダにでもしようかな」
「ところで、尾沢はもうあきまへんな。自分を過信しすぎましたな。あいつが大阪に来たとき、
『あんまり無理すんなよ』って釘刺しといたんやけど、金だけやのうて、人も自分の意のままに
動かそうとしたんが浅はかやったな。」
「時代を読めなかったんだよ。自眠出た時と人の質が変わったのに気が付かなかったのかね。
それに、今回は彼の狭い「政治屋」の力量だけじゃ、どうにもならないよ」
「それに較べて乃田はかしこいでんな。わしらの言うこと全部聞きよった。これで、トップ降りても一生安泰や」
「まあ、尾沢はこれで頭打って静かにしておけば良いよ。それより、次はどうしますかな?」
「そりゃ、あんた自眠党でっせ。政権、自眠党にしまひょ、それが一番よろしい」
「そう?どっちでも一緒だよ」
「いや、自眠党でっせ。昔に戻しまひょ。やっぱりあっちの方が金儲けやすいですわ」
「サトちゃん、まだ金欲しいのかい?強欲なヤツだなー」
「いや、金はいくらあってもかまいまへん。そういうジローさんも政権交代でかなり入ったんでしょ?」
「まあね、しかし、ちょっとバレそうになってまずかったんだよ、そんなことがあると、
自眠党で安定させておいた方がやりやすいかな?」

「そうでっしゃろ、それじゃ、今度いつ会います?」
「そうだなー、ま、夏開けてからにしましょうか?まだ、当分バタバタするだろうし、
ちょっと落ち着いたら選挙の段取りしましょうか」
「そうしまひょか、それまでちょっとスイスへでも行ってゆっくりしてまっさ」
「サトちゃん、結構ウロウロするの、好きなんだなー、それじゃ、きょうはこの辺でお開きとしますか」

・・・・ジローさんは部屋の電話をとって、帳場に声をかけたのであった・・・・
「おい、帰るぞ。そろそろハイヤー呼んでくれ」

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