2012.08.18 悠久の時を想う
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GR digital Ⅳ

京都国立博物館で行われている「大出雲展」を見に行ってきた。
弥生時代から近世にかけて出土した遺物や古文書から、
出雲大社ならびに出雲神話を読み解いてもらおうとする展覧会だ。

画像は撮影可能ゾーンに鎮座していた、2000年に出雲大社境内遺跡から出土した重要文化財の宇豆柱。
直径が約 3mもあるこの柱は、鎌倉時代前半の1248年に造営された本殿を支えていた柱であるらしく、
出雲大社が今の社殿とは比べものにならないぐらい壮大な社殿であったことを示す証拠物件だ。
それにしても、この美しいディティールはどうだ。
一目見て、シュールレアリズムの巨匠マックス・エルンストのデカルコマニー作品を連想した。
そう、リアル・デカルコマニーだ。
※ デカルコマニーとは、絵具が乾かないうちに、別のガラスや紙を上に重ねて押し付ける技法

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Max Ernst Europe After the Rain 1940-42 油彩(部分)

長い年月、土に埋もれていたが、地下水脈に守られてこのような形で残されていたという。
それは、偶然と時間が創り出した奇跡の芸術作品だ。

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