2012.12.09 現代の絵画を見に行く②
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兵庫県立美術館「芸術の館」で開催されている「現代絵画のいま」を見て思ったこと。
混沌としているな-っと思った。

展覧会の概要は・・・・
映像や立体などさまざまなジャンルが花開く今日の美術にあって、絵画はどのような表現を展開し、
どのような方向に進んでいるのでしょうか。中堅から新人まで14人の優れた作家を紹介し、
こうした点を見詰めようとするのが本展覧会です。絵画においても、支持体を含めたあらゆる素材、
あらゆるイメージが表現の可能性をもっています。ときには長い歴史を参照し、ときには新しいジャンルと
接点を持ちながら、作家たちはそれぞれの表現世界を結晶化させています。
その多様性と凝集性を浮かび上がらせる彼らの新作、近作をご覧ください。
・・・・と、この展覧会を説明している。(HPより転載)

「絵を描く」とはこんなにも複雑なことなのか?とも思った。
いや、作家の人たちは自分の思っているコトを絵で表しているだけだから、これらの作品を
選んだ人が、この企画展を見に来る人たちに「今の日本の絵はこんなに複雑で多様化してるんですよ-」
って知らせたかったのか?よくわからないけれど、パーっと拡散してしまって実態がない「絵画」ばかりだ。
個々の作家の作品は「これ、どんなにしてるんだろー?」っと、筆で描くという絵画としてのベース以外に
いろんなテクニックを駆使していておもしろかったけれどフワフワしている。
なんか偉そうなこと言っているような気もしますが、あとで見た横尾忠則の
「どうだ、文句あっか!」の迫力ある作品を見たからか、どうも頼りない。
出展作家の半分近くが映像を頼りにしているのが、頼りないと感じる原因じゃないか。
映像を頼りにしているというのは、明らかに映像(写真)をトレースしていたり、静止画像の絵画を
動かそうと映像化したりという意味で、「見て描く」ことを目的としていないからだ。
つまり、描くことが目的ではなく、手段のひとつでしかないからだ。
横尾作品も様々な既存のイメージを流用しているが、それを使って描くことを目的としている。
そこがこれらの作品と違うところなんじゃないか。
うーむ、やっぱり偉そうなことを書いてしまったようだ。
あくまでも個人的な感想ですが、でも、それが正直な感想です。

話はそれますが、この展覧会、珍しいことに作家によっては写真を撮っても良いようになっている。
生の企画展で写真撮れるって初めてだな。

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