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2012.12.13 ピンとこない作品
エル・グレコという画家、わりと有名ですよね。西洋美術史にも必ずと言っていいほど登場する巨匠。
大原美術館にも目玉作品の一つとして展示されているし、隣に同名の喫茶店もあるし・・・。
そのエル・グレコの作品、昔からそんなに好きじゃないんですが、気にはなっていた。
気になっていたポイントは、作品に登場する人物の妙に長く小さい顔と、まんまるい眼、それに高い鼻。
まるで昭和の少女漫画に出てくるキャラクターのようにかわいい。

guleco001.jpg
悔悛するマグダラのマリア 一部 1577年頃

グレコが活躍した時代は西洋美術史的にみると、ルネサンスが終わり、バロックが登場する間の狭間。
調べると「マニエリスム」の時代と言うらしい。
つまり、時代的には相当古く、モデルになった実際の人物に似せて描くのが当たり前だった時代。
それがこれほど画家の嗜好丸出しの人物描写ができたのが不思議でならなかった。
それを解明すべく、大阪国際美術館で開催されている「エル・グレコ展」を鑑賞しに行ったわけですが、
解明できるわけもなく、それより平日だというのに見に来ている人がやたらと多いのにびっくり。
皆さん、このかわいい顔見たさにやってくるのかなー?
だって、肖像画以外の作品はキリスト教の教義に則った作品だから、その意味がわからないと
現代美術の意味不明な作品を見ているのとおんなじで、なんかピンとこない。
それを熱心に大勢の方が群がって鑑賞されているのが不思議でならなかった。

それより、私はこっちの方がピンとくる、というか好きだ。大好きだ。

R8860308.jpg
作品の撮影は許可を得ています

二階ホールに飾ってあったこの美術館所蔵の榎倉康二の作品。
作品の意味はわかっているわけじゃないけれど、漆黒の絵の具とその絵の具が垂れた跡・・・なんと美しい・・・

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