2013.03.29 世界の端っこ
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「I am Japanese -拝啓ティルマンス様- 」

ヴォルフガング・ティルマンスの表現様式をパクった作品。

ティルマンスの作品の傾向を要約するとこんな感じ。
最近流行の、写真の展示そのものをインスタレーション作品として見せるという手法は、
この作家がオリジナルで、写真は印画紙、インクジェット、雑誌などの印刷物が混在し、
プリントのサイズや額装の仕方、壁面への固定の方法なども変化に富んでいる。
一見するとテーマも表現方法も展示方法もすべてがバラバラなようだが、
それらを絶妙なバランスで配置されている。
最近は、世界各地を駆け巡り、グローバル化する市場経済、政治、近代化をめぐる問題と
密接に結びつけた作品で写真を通じて世界を見続け、その結果を発表したり、
暗室作業のみでプリントした抽象表現だったりと、興味の対象も多岐にわたっている。

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ネットや雑誌、インタビュー記事、展覧会の図録などでこの作家の情報を得つつ、
さて、自分はどうなんだよ?と、結構まじめに考えた。
まじめに考えたのは、今まで興味を持って撮ってきた対象はいったい何だったのか、ということ。
ティルマンスは世界各地を駆け巡っているけれど、私は地元を這い回っているだけだから、
写真は日本人なら見覚えのある対象物ばかり。見ている世界が狭い狭い。
当たり前なんだけど反グローバル化。
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