2013.08.09 会ってみたい人
最近、急速に気になりだした写真家に鈴木理策という写真家がいます。
この写真家のことは、写真集を見たことがあるし、和歌山県出身という
同郷のよしみ、みたいな感覚でワタクシの頭の片隅にいたのですが、
とある雑誌にセザンヌのアトリエやこの画家の有名なモチーフ、セントヴィクトワール山を
撮影した作品が掲載されていたのを見て、「おお!」とワタクシとの距離感が断然縮まったのです。
縮まったついでに、再び氏の写真集を立ち読みしたりしていると、益々気になりだして、
写真家・鷹野隆大が中心となって、鈴木理策を含む3人の写真家と2人の写真評論家による
「写真分離派宣言」なるものを発表し、展覧会を開いていた時に刊行された図録?を手に入れた。
「写真分離派宣言」にピピっと反応したのは「ウィーン分離派」と、言葉のイメージがダブったからです。
ウィーン分離派とは、 1897年にウィーンで画家グスタフ・クリムトを中心に結成された新しい造形表現を
主張する芸術家のグループで、あの「接吻」で有名なクリムトの作品に見られるように官能的、退廃的な
雰囲気も漂わせた装飾的表現の作品を発表しています。その「分離派」つながりで宣言したのか、と
思ったのですが、宣言文を読んでみるとそうでもない。そうでもないけれど、氏の作品を見ていると、
どうしてもウィーン分離派を意識しているんじゃないか、と見えてきてしまうから不思議なものです。
そこんところ、氏にお目にかかって、作品作りの考え方も含めてお話を伺ってみたいと思うのです。

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FUJI X-E1 with G.Zuiko 38mm F1.8
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