2013.08.25 浪漫主義な男
あえて言おう、「風立ちぬ」は男の浪漫を表現した映画であると・・・・。

話題としては、もはや旧聞に属する話ではありますが、やっと見に行ってきた。
おじさんがジブリ映画など、自ら見に行きたいと思ったことはなかったのですが、
これは見に行きたいと思っていたのです。なんせ、主題歌が荒井由実の「ひこうき雲」なんですもの。
話は横道に外れますが、個人的にユーミンのアルバムと言えば、「ひこうき雲」「MISSLIM (ミスリム)」
「COBALT HOUR」 「The 14th Moon(14番目の月)」の独身4部作に限る、と思っているおじさんは、
そのファーストアルバムのアルバムタイトル「ひこうき雲」をどれだけ聴いたことか・・・・。
この曲の裏話は他サイトに譲りますが、当時のJポップのエポックメイキングであることは間違いなく、
我が青春の里程標となった曲である事を告白しておきましょう。(皆さんにとってはどうでもいい情報)
まあ、その曲に誘われて行ってきたわけですが、冒頭にも記したように、
この映画、男目線だよね-、女性や、幼い子が見て共感できるのかな-?
子供の頃からの夢を仕事として実現し、そして、自らの仕事の集大成をひとつの形として世に送りだせた充実感。
愛おしい女性との出会いと儚くも充実した日々、職場での上司と同僚との理想的な関係。
どれをとっても男としてあこがれることばかり・・・これを男の浪漫と言わずしてなんと言おう。

まあ、そんな風な感想を持ったわけですが、別の視点からこの映画を観ると、これまた面白い。
別の視点というのは「マニア系」の視点ですが、時代背景は、大正から昭和。
その時代の機械モンの代表がほとんど登場する。複葉機、軽便鉄道、旧国鉄の蒸気列車、蒸気船・・・・
もう、当時の内燃機関の博覧会だ。もし、かなうなら、この映画の情景を再現したジオラマを見てみたい。
20130825.jpg

封切り後、この作品に対する横やりがいくつか入ってましたが、そんなこたー、たいしたことはない。
宮崎駿という人の、素直な今の思いを実直に再現した映画として見れば良い。
わたしは、描かれたこんな機械モンが好きだし、土埃や、煙が好きだし、緑の草むらが好きだし、
土と石と木と紙でできた家が好きだし、夏の信州のさわやかさも知っているし、描かれた人々の
人間性に共感するから、このアニメ映画は好きだ。

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