2013.10.14 ヤノベの陰謀
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GR digital Ⅳ

愛知県美術館のヤノベケンジの作品群。
今回のアートフェスの目玉でもあるオブジェを使ったインスタレーション「太陽の結婚式」
実際にこの場で結婚式を行うことで話題も集め、マティスのロザリオ礼拝堂にインスパイアされた、
ビートたけしとの共作の教会は、アートビートでも紹介されていた。
ヤノベケンジの作品を知ったのはもうずいぶん前だ。
「アトムスーツ」なる放射線感知スーツをつくり、そのスーツを着て、チェルノブイリ近郊の廃墟に
身を置いたり、太陽の塔の内部に潜入したりとその行動力のあるパフォーマンスと、骨のある
コンセプトに感銘を受けた。その後の作品も実際に見ることはできなかったが、ユーモアのある
姿形に隠された毒っけが好きで、注目している作家の一人だったので、このアートフェスの
インスタレーションも楽しみにしていた。

正直、「太陽の結婚式」のインスタレーションのひとつ、「ウルトラサンチャイルド」を見ていて、
上九一色村にあった「あのおぞましき」宗教施設を思い出してしまった。
もちろん、オブジェとしての質もコンセプトもすべてが真逆で、比べること自体が間違っているかもしれない。
失礼この上ないが、正直に感じたのだから仕方がない。その理由は何なのか考えてみると、
置き場所が美術館に仮設しただけだったので、あまりのも安っぽい「新興宗教」を短絡的に
イメージしてしまうからだろうか。しかしよく考えてみると、今私たちが厳かに見える神や
仏を祀る施設も、創建当時は金ぴかで(東大寺の大仏はあの大きさで金ぴかだったんだよね)
それが人々の宗教観の本来のイメージなのかもしれない。

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私が気に入ったのがコレ。
イッセイ・ミヤケの店舗「フェット」のために作られた母体型の着衣室。
前のファスナーを開けて中に入ると、大きなガラス姿見があり、
なんかゴージャスな雰囲気を感じる(・・と思う)
ニコチャンマーク似の顔がかわいいが、横から見る姿形が猫背っぽくってまたかわいい。
使っている素材の組み合わせが面白いと思うのは私だけか?

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