2013.12.15 民家について
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Fuji FinePix X100

建物の写真をよく撮る。建築物が好きだからだ。
特に古い民家が好きだ。ただ、「好き」という、それだけで写真を撮っていても面白くないので、
なんだかの理由付けをしたがる傾向にあるワタクシにピッタリの本を見つけた。
今和次郎「日本の民家」再訪  瀝青会・著 平凡社
民俗学者で考現学なる学問を切り開いた今が、大正期の何の変哲もない民家をスケッチで記録し、
分析した名著「日本の民家」の現在を、建築関係の学者さんたちが集まってその民家を訪ね、
調査する探訪記ともいえる共同著書だ。(瀝青会の「瀝青」はアスファルトのことだって)
赤瀬川原平さんや藤森照信さんがつくった「路上観察学会」に比べると、はるかにお堅い「会」のようです。
さて、読み始めたばかりのこの本、今が大正時代に調査した民家が現存しているのか?いえば、
なかなか難しいようで、代替として今が調べた民家に近い家を訪ねているのがご愛嬌。
それでも、調べた民家の過去と現在の差異を書きとめた平面図があったり、その地域の住宅地図を掲載して
地域の成り立ちを説明してくれているのがおもしろい。それに、「民家」という言葉を作ったのが
今なんだって。
分厚い本なので読むのに時間がかかりそうですが、この本に感化されて、これまでにない「民家写真」を
撮れればいいんですけれどね。あ、それと、名著「日本の民家」も読まなくっちゃ・・・・。
ちなみに、今日の画像はとある漁港の旧市街で残されていた古い民家。雰囲気が良いので撮ったのですが、
「雰囲気」だけー・・・。もっと調査、研究して「記録写真」として残す、っていう写真も面白いかもね。

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