2014.01.07 つげ義春的世界
本屋で芸術新潮を買った。
特集が【つげ義春・まんが表現の開拓者】
「ふむ、つげ義春世界と芸術の関係やいかに?」と手に取るや否や、速攻でレジへ・・・。
つげ義春という漫画家をご存知か?
50代中盤から60前後の男性ならご存知ではないか?
マンが好きの少年時代、巨人の星やあしたのジョーを熱心に読みふけった時代。
ちょっと背伸びをして買った漫画本は手塚治虫の火の鳥が掲載されていた月刊誌【COM】
もうひとつ、少年の目から見ても異端な存在だった【ガロ】
初めてつげ義春のまんがを見たのはこの【ガロ】だったような・・・。
読むという感覚ではなかったので「見た」と書いたが、ほとんど吹き出しのない、あったとしても、
断片的な言葉しか書いていないので、小学生にとってはちんぷんかんぷん。
水木しげるの怪奇漫画に通じる気持ち悪さしか印象になかった。

【ねじ式】
つげ義春の代表作である。
大分昔に文庫本化されたのを買って読んだ。
もうすでに、こちらはある程度の免疫ができているので、興味を持って読んだが、
やっぱり、どうにもこうにも、この陰鬱な世界が肌に合わないのか、やっぱりピンと来ない。
しかしである、しかし、なんだか気になるのである。
だから、この雑誌に掲載されている原画を読み、日本美術史家の山下裕二氏との対談を読み、
略歴でリアルなつげ義春像を知って、気になっていたことが少しわかった。

そして芸術新潮に掲載されていたこの写真を見てドキっとした。
良い写真だ、つげ義春の世界観丸出しの写真ではないか。

tuge001.jpg
芸術新潮2014年1月号よりスキャン

つげは貧乏旅行をしながら、様々な写真を撮っている。
そして、それがつげ漫画の世界観につながっている。
これでますます興味が出てきたので【義男の青春・別離】【貧困旅行記】の2冊文庫本を買った。
我々凡人とはかけ離れた世界を持っている漫画家、つげ義春。
私にとって、気になる漫画家であることは間違いない。

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