2014.03.24 カメラレンズの進歩と調和
オートフォーカス新品レンズを単体で買うのは何年振りだろう?
よくよく思い出してみると、15年ぶりだ。
手に入れたのは【フジノン XF35mmF1.4 R】、富士フイルムのXシリーズに使えるレンズだ。

今までに手に入れてきたレンズを振り返ってみると、個性の強い、どっちかというと使いにくい
古レンズばかりで、「素早く撮りたい」なんて時には、私の技術ではてんで話にならない。
ちょっとそこら辺りを改善すべく、それに春の大バーゲン、キャッシュバックもあって買ってみた。
そこで、我がレンズ群の最高峰、壊してしまったらもう二度と手に入れることはできないだろう、
ライカのレンズ、XF35mmと同じスペックのSummilux-M 35mm F1.4 と比べてみたくなるのが人の子。
あまり、意味のないことではあるが、やってみた。(因みにボディはXE-1)

002-6664.jpg
XF35mmF1.4 R  絞り解放F1.4 露出補正なし ほぼ最短距離
PENTAX のロゴ、「E」にピントを合わせたつもり。
XFは「ギュグ」って感じの結構目立つ音がしたあと、「撮る本人」が一瞬の判断でシャッターを切った。
さすが、最新のオートフォーカスレンズ。こんな単純なモチーフは、いとも簡単にピントを合わせ、
それに加えて、カメラとのマッチングもばっちりだから、露出も適正。ああ、楽ちん。

002-6669.jpg
Summilux-M 35mm F1.4 絞り解放F1.4 露出補正なし 近接撮影可能アダプター装着
これまた、PENTAX の「E」にピントを合わせたつもり。
Summilux-Mでは、手動でピントを合わせるから、等倍である程度合わせ、拡大して微調整。
こんな物撮りなら、手動でもそれほどストレスは感じない。それより、同じ条件下で撮れた画像の
明るさがこれほど違うとは・・・・。それにこの滲みの何と個性的なことよ。(初代だからね)
 
002-6670.jpg 002-6666.jpg

こちらは、どちらも絞り F5.6 で撮ってみた。下がXF、ちょっとシャープ。
レンズの最も性能を発揮できる絞り値が「F5.6」って、どこかの本で誰かが書いていた。
上が Summilux-M 、さすが。はるか昔、50年前のレンズなのに現代のレンズと変わらない。

しかし、ブランドや佇まいを無視すれば、ぶっちゃけ、コストパフォーマンスはXFのダントツ圧勝。
当たり前っちゃー当たり前なんだけれど、もし、レンズに進歩があるとすれば、それは性能じゃなくって
どれだけ「便利」になっているかどうかだけなんじゃないか?
本当の意味で、もし、このXF35mmF1.4 Rというレンズが、Summilux-M 35mm F1.4に勝つとすれば、
フォーカス時の機械音が聞こえず、どのような場面でも、撮る人の思ったところにピントが確実に合う
レンズになった時だろう。つまり、手動でできていること(音もなく、確実にピントが合う)と同じ事を
素早く自動でできるレンズだ。そしてそれは素人が考えても夢のような話だ。
 
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