2014.05.01 KYOTO GRAPHIEにて
002-0853.jpg
FinePix X100

【KYOTO GRAPHIE(第2回京都国際写真祭)】という写真イベントの一部を鑑賞してきた。
最近はやりの都市型芸術祭の写真限定のイベントのようだ。
私が見られたのは、市中12か所ある会場のほんの一部だったが、ギャラリーに仕立てた町屋や
歴史的建造物など、京都らしい風情のあるスペースでの写真鑑賞もなかなかオツなものだ。

すべての会場を見てきたわけでもないので、偏った印象でしかなく、且つ語弊を招くかもしれませんが、
写真専門雑誌に投稿される「写真」に類する写真がもうすでに「古い」過去のモノと感じてしまった。
それはどうしてかというと、ビデオインスタレーションでさえ、「写真」として展示されていたからだ。
つまり、このイベントの参加作家を選んだ人物は「動画」と「静止画」の垣根を取っ払って【写真】と
考えているのだ。それほど、今の写真表現の解釈は拡散し、カメラを使って(いや、自分で撮らなくとも)
「何をどう見せるか?」というアプローチはもう無限に広がっているように感じられた。
話が難しいって?そんなこと考えなくたって撮るのが楽しいんならいいじゃないかって?
まあ、それでもいいでしょう。
でも、シャッター押しているだけで面白いかって話です。
それにネットの「画像」を見てるだけで楽しいかって話です。
素人だから考えなくてもいいのかって話です。
アンドレアス・グルスキーにはなれないけれど、彼の絵画へのアプローチは参考になるんじゃないか?
西野壮平の根性には到底及ばないけれど、しつこく「街」を撮りつづけるだけでも価値があるんじゃないか?
ティム・フラックになったつもりで、自分ちの猫を撮るのも楽しいんじゃないか?
それに、気になる対象が静止画で伝えられないのならカメラの動画機能を使ってもいいんじゃないか?
この作品が今日の記事を書くきっかけを作ってくれた。
京都文化博物館 別館での作品、【火星 - 未知なる地表】

img200.jpg

キュレーション: グザビエ・バラル
協力: NASA / ジェット推進研究所 / アリゾナ大学
ヴィデオ・インスタレーション: 高谷史郎
空間デザイン:オリバー・フランツ

画像は図録をスキャンしたもの。この大画面が正面に鎮座し、火星の表面の様々なディティール写真を
縦にスライドさせて見せてくれる。両サイドには精細な「静止画」の火星表面が展示されていた。
もし、ゴールデンウィークに京都に行く機会があれば是非。
Secret

TrackBackURL
→http://washiaya.blog72.fc2.com/tb.php/2234-e5737973