--.--.-- スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2014.08.23 解さない人々
愛知県美術館で開催中の企画展「これからの写真」。見に行きたいと思ってるんだけどねー。
・・・・で、こんなことになっちまってて、ビックリするやらあきれるやら・・・・

展示中の作品が「わいせつ物の陳列にあたる」と愛知県警から指摘され、作品の一部を覆い隠すなどの対応を
迫られたとして波紋が広がりました。ネット上では「表現活動への不当介入だ」と警察への抗議や指示の撤回を
求める署名活動も展開されています。「芸術とわいせつ性」をめぐっては何度も事件や議論が繰り返されています
が、今回の問題の本質は何なのでしょう。

■匿名の通報で動いた警察
問題になったのは8月1日から始まった企画展「これからの写真」に出品された写真家、鷹野隆大さんの作品。
鷹野さんは男性ヌードを中心とした作品で知られ、今回も代表作を含めた30点ほどを展示、そのうち12点に
男性の陰部が写っていました。(以下省略・YAHOO News 8月22日(金)10時51分配信を転載)

本当に「問題の本質」はなんなんでしょうね。男性の陰部だろうが、女性の陰部だろうが、見る人の中には
猥褻に感じる物品は古今東西いくらでも「展覧会」に「作品」として展示され、みんな「鑑賞」してるのに・・・・。
まあ、なんといってもおかしいなーと思ったのが、匿名の通報者によって警察が動いて
「法に抵触する恐れがあるとして12点の作品を撤去するよう指示」したことでしょう。
美術館側も事前に「もしかしたらまずいかも」と・・・・・

「そもそも美術館はわいせつとは考えていませんでした。5年ほど前にも同じような展示をしていましたし、
今回も事前に弁護士と協議、公然わいせつには当たらないと言われていました。その上で、ただし書きや
カーテンで仕切るゾーニングなどの対応をとりっていたのですから」。(同記事一部を転載)

この事実があるのなら警察は美術館側に確認し、尚且つ以前の事例を参考にして判断すれば、
「匿名の通報者」一人だけの(たぶん)意見で、これほど軽率に動かなくてもいいのになー、と思った。
想像してみるに、警察は「匿名の通報者」になんか借りがあるのかなー。それとも「匿名の通報者」が、名古屋では
幅を利かせている人で、「あの人に逆らうとあとあと面倒だから、美術館に涙呑んでもらうか」ってなったのか?
「匿名の通報者」も勝手に想像してみよう・・・・・
彼は名古屋で幅を利かせている成金。趣味の一つに高級カメラを持って花なんかを撮っている。
写真にも少しは興味があるから「へー、【これからの写真】か。ちょっと見に行ってみるか」と何気なしに
見に行って「何じゃこりゃー!男の●●●ばっかりじゃねーか、気持ちワリー!けしからん!」なんて思ったに違いない。
そこで、彼はさっそく警察の幹部クラスに連絡して、「あんなもの、とっぱらちまえ!」となったんじゃないか?
ただ、「匿名の通報者」は「作品を理解できない私」だと世間から言われたくないから、「名前は出さんでくれよ」と・・・。

記事を読んでいると、「匿名の通報者」の言いなりになった警察の対応に非難する人はいるものの、美術館側には
肯定的な意見がほとんどで、まあ、当たり前だわなって感じ。それより、こんな事例が横行すると、みんなますます
委縮しちゃうよね。「みんな」っていうのは「芸術活動」を理解し、応援する環境を作っている公的な立場のみんな。
結論!
こういうのって今の世の中、「早く対応しないと叱られる」っていう傾向にあるからじゃないかなー。
人の生き死や一生がかかっている状況以外は、そんなに早く結論を出さなくてもいいのに。
今回の警察の対応だって、この展示によって誰かが危害を加えられる事件性があるわけでもないのにね。
「匿名の通報者」さんは、表面を見てるだけでなんも考えない無知な人。もっと勉強しなさい。
とりあえず、第一印象は「卑猥だ」と感じることは別にかまわない。じゃー、どうしてこの作家は
こんな写真を撮りたいのか、撮ろうとするのか知りなさい。そして考えなさい。さすれば、自ずと
短絡的な行動には出ないはず。そして、否定はしても理解はできるはず。表面だけ見て結論を出す
性急さは、そんな「ゆっくりした行為」がないからだ。それじゃ、芸術を鑑賞する意味ないですよ。

さて、この事件によってこの展覧会を知った世間の一部の人は「おもしろそうじゃね、これ」と思って
この展覧会に足を運ぶかもしれない。そして匿名の通報者さんと警察によって「卑猥だ」と否定され
た作品の前は黒山の人だかりになったりして・・・・・。
おもしろいじゃない?良いじゃない。だってさ、この人たちのおかげで、入場者が増え、多くの人が
写真表現とは何か?って少しでも考えられる場を提供できたんだからね。
因みに、そんな作品群を撤去せずに、「一部隠した」状態で展示したのは偉い!
私はといえば、ますます行きたくなってきたよ。

Secret

TrackBackURL
→http://washiaya.blog72.fc2.com/tb.php/2289-d4c78bce
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。