2014.09.14 1973年6月3日
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2014年9月13日

それが他人にとっては、どうということもない場所だけれど、本人にとっては思い出深い場所というのがあるはずだ。
長年、写真を趣味にしていると、そんな場所をもう一度訪ねて写真に収めたいと思うのは歳をとったからだろうか?
そんな場所、関西本線・加太(かぶと)駅を41年ぶりに訪ねた・・・・

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1973年6月3日
関西本線は、名古屋駅から亀山、奈良駅を経て大阪・JR難波駅(昔は天王寺駅どまり)を結ぶ鉄道路線。
関西地方では蒸気機関車が引く列車が最後まで走っていた路線で、加太(かぶと)駅 - 柘植(つげ)駅間
の、「加太越え」と呼ばれる山越え区間には25‰(25パーミルと読む)の急勾配区間があり、煤煙をまき
散らせて登る姿は「撮り鉄」にとっては最高のロケーションで、休日には、関西圏内の鉄ちゃんがこの小さ
な駅にあふれかえるという、今でいう「撮り鉄」にとっては聖地だったのです。そしてご多分に漏れず、ワタ
クシも「撮り鉄」の一員として、友達と二人で「足しげく」とはいかないまでも通ったわけです。

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ここが、かの有名な「カブトの築堤」。プッシャー(補機)を従えて急勾配をアタックする姿は蒸気撮影の醍醐味だった。

1973年6月3日の加太駅。その日から4か月後、関西本線の蒸気機関車が全面撤廃された。
あれから41年、関西本線・加太駅は、周りの木々が成長し、無精ひげを生やした今の私に似ていた。
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