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2014.09.29 今どきの図書館
地域情報をひとつ・・・・
和歌山県有田郡有田川町下津野704に【地域交流センターALEC】という公共施設があるんだけどね。
「あるんだけどね」って書いたけれど、よく利用しているわけではなく、こんな施設のイメージとしては
リタイヤした世代が利用するばかりで、現役のワタクシからみると、あんまり利用価値を見いだせない
まま、「また土建屋さんに儲けさせて・・・」という穿った見方しかできないのだけれど、たまたま知って
行って見ると実に地域密着型の施設、「なかなか魅力的な施設だなー」と感じたので紹介します。

この施設のHPがありますので、詳細情報はそちらを見ていただくとして、なんとも気分が良かったの
が図書スペース。書棚と閲覧室がオープンスペースになっているのは、我が家の近くの公立図書館
も同じ造りですが、閲覧室の広いこと。東側が全面ガラス張りの体育館と言ってもいいぐらいに開放
的なテラスには、4人掛けのテーブル席が20席ぐらいあったかなー、それぞれが自由に過ごすこ
とができ、そこで「飲み食い」ができる。なんと図書館の蔵書を閲覧しながら「飲み食い」ですよ。
「飲み」はまだわかる。「食い」はなかなか珍しいんじゃないかなー。併設しているカフェで軽めの(パ
スタやカレー、パニーニなど)食事をオーダーでき、それを持ってテーブル席で食べられる。
もちろん、本を読みながら。いや、本を読まなくても良いんです。カフェ気分でおしゃべりもできます。

こちらも食事目的で利用させてもらいましたが、周りの様子を見ていると、一人で勉強している学生、
原稿用紙に書き物をしている中年男性、うろうろしている中学生男子数人、一人、図書スペースで
本を探している女子、漫画を熱心に読んでいる小学生、走るまわっている幼稚園児、私たち家族の
ようにランチしている家族連れや奥さん方。休日のランチタイムは、ほぼ満席状態で、いや、もう千
差万別、老若男女入り乱れて、このスペースを利用していましたよ。
蔵書は4万冊あるそうですが、漫画コミックも含めて、たぶん地域の人々が持ち寄って成り立ってい
るんじゃないでしょうか。だから、「気楽」に本を扱えるんじゃないかなー。

それでいいよなー、と思いました。本に親しむという意味で、これはありだな。
昔の図書館のイメージは本好きの人々が行く場所で、とても静かで、堅苦しい場所。
もちろん、そんな図書館は必要ですが、こんな「図書館」とは言えないまでも、本に親しむ場を地域の
人々の協力を得てできたっていうのが、気持ち良いよね。開館してまだ日も浅いようですが、物珍しく
来館した、って感じではなく、地域の人々の憩いの場として充分成立しているように見受けられました。

このアイデアがどこから出たのか(もしかしたら、他府県の事例があるかもしれません)知る由もない
のですが、柔軟な発想ですね。そしてそれに理解を示してゴーサインを出した上の人達、えらい!
もし、自分の地域でこんなことあったら、読まなくなった本寄贈するけどなー。(汚れてるから☓か)

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