2014.12.14 憧れの日帰りバスツアー
日帰りバスツアーというのに、一度参加してみたいと思っていた。
思っていたら外食チェーン店の抽選に当たって、願いがかなった。

午前8時。集合場所にバスが到着。どこからともなく参加者が集まってきてバスに乗車。
参加者41名。内訳はワタクシたちのような中高年の夫婦連れ7割、あとは親子連れ、中年女性グループといったところ。

バスは定刻に発車。とたんに隣の席の夫婦連れの奥さんがしきりに「○○ジュエリー、○○ジュエリー」と連呼している。
実はこのツアー、宝石店とタイアップしているツアーで、途中直売場へ立ち寄ることになっている。・・・というか、ツアーの
中で最も滞在時間が長いのだ。アタクシはそんなのに興味はないが、まあ、仕方がない、抽選に当たったんだから。
最初の目的地、「工業団地内」にある宝石工場に到着。
高木ブー似の添乗員が、「バスは出発時間ぎりぎりまでご乗車できませーん」と言って客を店内へ誘導した。
最初に通されたスペースはギャラリー。興味はないが綺麗な首飾りが飾ってあったので記念にと写真を撮ると、
マイクを使ってアタシたち集団に説明していた案内係の女性が「撮影は遠慮願ってます。撮った写真は削除して
ください」と、「マイクを使って」注意された。それなら最初に言えよ、と少しイラっとしたが仕方がない。
抽選で当たったツアーなんだから。会議室みたいな場所で元気のいい女性店員の説明を全員で聞き、
店舗に入るが、こっちはまったく興味がないからそそくさと出口に向かう・・・が添乗員が言っていたように、
バスは目の前にあるが、ドアが閉まっていて運転手もいない。外で待つにも、殺風景な工業団地。時間つ
ぶしのコンビニが近くにあるわけでもなく、散歩するには寒すぎる。仕方がないので、Uターンして店舗に
逆戻り。敵もさる者・・・・アタシのような者まで囲い込んで、利益を得ようとする魂胆か?
まあ、仕方がない、抽選に当たったんだから。店の端っこに置いてあった椅子に座って静かに時が過ぎるのを待つ。

さて、こういうツアーで最も期待するのが昼食だ。
宝石店を静かにやり過ごし、走ること1時間。目的地の昼食会場へ。
団体専用のレストランらしく、もうすでに食事がセッティングされた席に着く。
目の前にある昼食は、何の変哲もない「天ぷら付きすき焼き定食」といったところだ。天ぷらは・・・もち
ろん冷めている。すき焼き肉は・・・・和牛だろうか?違う気がする・・・・。広いホールの衝立の向こうにも
食事席があり、別の団体がどやどやと入ってきた。アタシたちの団体は静かに食事が始まったのに対し、
あちらは添乗員が客になにやら色々と支持を出している。「食べ放題」だの「焼肉の肉は」だの、耳に入っ
てくる単語が妙に心に響く。衝立の向こうはその指示が終わった後、突然騒がしくなった。
こちらのアタシたちは、衝立の向こうを気にしながら静かに終わった。まあ、仕方がない、向こうは正規の
バスツアー、こちらは抽選で当たったバスツアー。贅沢は言うまい。

食事の後は観光だ。これも食事とともにツアーの楽しみのひとつだ。バスの中で観光地の地図をもらう。
アタシが興味を持ったのは「重要建造物保存地区」だ。ipad で検索し、到着前に下調べしていると、
高木ブー似の添乗員は「バスは造り酒屋の前で降ります。そこで、従業員の方のお話を聴いてもらって、
そのあと、自由行動とします。【重要建造物保存地区】に行かれると、集合時間に間に合わなくなるので
行かないでください。」 まあ、仕方がない、抽選に当たっただけだから。

この後、散策しながら無駄遣いをし、温泉で冷えた体を温め、予定到着時刻に遅れること数分で無事
帰途に就いた。全体的に「まあ、仕方ない。抽選に当たっただけだから」が充満したツアーだったが、
すべて人に委ねて行動する気楽さというか責任からの解放というか、また、行って見たいと思った。
ただし、ツアー内容を十分吟味し、正規の料金を支払って・・・・という条件が必要だが。

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Fuji FinePix X100 丹波篠山<にて

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