2015.01.29 丁寧な写真
イタリアの写真家、ルイジ・ギッリの『写真講義』 をようやく読み終える。
翻訳本って言い回しが堅苦しいイメージがあって少し苦手なんだけれど、いやー、実に勉強になった。
結論から言うと、デジタル時代の今だからこそ、写真を丁寧に撮らないといけないなー、と思った。
この本は1990年代に大学での講義を収録したものだから、もう四半世紀前の話。
やっとデジタル映像が出始めた、フイルムカメラが当たり前の頃。機材の話では、ちょっと今の時代に
そぐわないところもあったけれど、今読んでも十分勉強になる。
写真についての根本的な話。読後の印象を述べると・・・・
写真を撮るとはどういうことなのか?
自分の見た情景が(を)記録として残る(残す)、ということの意味はなんなのか?
そして、そのためにカメラという機械をどう使いこなすのか?
自分の見ているものに、本当に丁寧に付き合い、自分の見ているとおりに、写真という媒体で再現する
にはどうすればいいのか?そんなことに対して真摯に向き合い、実現するために努力すること。
ギッリはこの講義でそんなことを語っていたんじゃないかなー?
うむ、こんな肩っ苦しー話してもしょうがないか?まあ、いいや。
でもね、「丁寧に見る」って大事だと思うな。丁寧な観察力というか・・・
この時代、誰でも写真撮ってるんだから、安直に撮ってたっておもしろくないよね。
だから、写真で思考するっておもしろいね。ルイジ・ギッリにそんなことを教えてもらった・・・気がする。

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