2015.04.01 桜・鈴木理策をパクる
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FUJI X-E1 with XF35mmF1.4 R

鈴木理策の作品に【熊野、雪、桜】という連作がある。
桜はこの写真家が2002年より撮り続けているテーマで、図版で見るだけだが、
それはもう美しい桜写真だ。なんで、こんなに美しいんだろう?
3月6日の 「白という色について」でもこの作家の作品の魅力を書いたが、朝の光に照らされた桜を見ていると、
この作家の描いた(とあえて言おう)桜の在り様がリアルに感じられた。そして、パクった。
パクりながら、シャッターを切っていて思ったこと。
この作家は決して桜それ自体を撮ろうとしているのではなく、桜に当たって反射している光を撮っているのではないか。
とある評論には、「粒子的なもの」、「分子的なもの」という表現で評しているが、作家は「光の粒子」とか「光の分子」と
いうようなものを桜というモチーフを借りて見ようとしているのか?本当のところはわからないが、少なくともアタクシは
朝の光にキラキラ輝く桜の花びらに、それを見つけたように感じて、少しの興奮を覚えながら、桜の撮影を楽しめた。

だから、ピントは普段合わせがちな場所、それは一番手前の印象的な花びら、とか、
画面の中心とかには合わせていない。あまり目立たない場所で、尚且つ、こちらに花弁が
向いている花びらに合わせている。もちろん、絞り解放で。
作家は8×10の大判カメラで撮影しているようだが、こちらは普及タイプのデジカメ。
大きなプリントだとその精細感やボケ味の美しさは比べようもない。
もう一つは、撮ったデータは現像している。先ほどカッコつきで(作家が描いた)と書いたが、
デジタル現像は、自分の思っているイメージに近づけられる便利さがある。たぶん、こんな
露出オーバーの画像は、一発撮って出しのJPEGでは表せないだろう。(アタクシはできない)
被写体の明るいところの【白とび】もなく、暗い場所も【黒潰れ】がない画像を得られるのは、
自分の手を介した(描く)作業がないと、できないと思う。

これが今年、飽きるほど桜を撮ろうとした理由の一つ。そして、もう一つは・・・・。
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