2015.06.06 無理無理法案
中谷防衛大臣:
現在の憲法を、いかにこの(安保)法案に適応させていけばいいのかという議論を踏まえて閣議決定を行った」

衆議院の憲法審査会で、民主党と維新の党がそれぞれ推薦した参考人、それに自民党などが推薦した参考人さえも
審議中の安保法案を憲法違反と明言しましたが、このことで勢いづいた民主党の辻本議員が中谷防衛大臣に攻勢を
かけた際の、中谷防衛大臣が返答した一言です。
「憲法を、新しく作る法案に適応させる」・・・・なんか、引っかかったんだよなー、逆じゃね?
新しく作る法案が、憲法に即しているかどうか議論するんならわかるんだけどね。
こういうことをポロっと言っちゃう、ていうのが、やっぱ、無理があるよねー。

なんか、裏がありそうだよなー。内政干渉・・・・断りきれなかったような・・・・・
だってさ、法律の知識を有しているまっとうな政治家さんたちが、それもそのトップが集まって、
国の在り様を成す根幹の「憲法」をこれほど軽視するなんて考えられないもの。
もし、そうじゃなかったら短絡的な所業だと思うんですけど。
「世界情勢は一刻一刻変化し、昔に比べると、それはそれは日本にとって危機的状況になってきているんだよ。
だから、今の世界情勢に対応するために、この国の安全を保障するための法案を作る(憲法に逆らっても)」
へぇ~、冷戦時代、朝鮮半島で戦争をやってた時より、ベトナムで戦争やってた時より、危機的状況なのか?
朝鮮戦争の時の、この国が戦火にまみれるリスクや、自衛隊がアメリカの意向でベトナムに派兵される確率は
今より圧倒的にあったんじゃないか、そうでもなかったのかなー?
それとも、それほど(日本が戦争に巻き込まれることを避ける)、アメリカは日本に対して優しかったのか?

憲法は「国の根本秩序に関する法規範」。そう、その国の人々が全員守るべきこと。
だから、なんだかんだと文句を言われる「日本国憲法」の下で、それに、個人的なあれこれはあるけれど、
戦後70年、この国に住む誰もが、平和にそして安全に暮らせてきた。この事実をどう評価するの?
「憲法解釈」なんて、難しいこと言うけれど、結局はそこに書かれている文言を、自分たちの良いように解釈
しているだけのこと。政治家諸氏はこの憲法に書かれている理念なんて関係ないんだね。理念なくして未来なし。

本当に、みんな(アタクシのような一般ピープルね)この安保法案が通ってもどうってことないのかなー?
っていうか、「もう、日本だけが、平和に暮らせる時代じゃないから仕方ないよね」って感じているのかなー?
う~む、そうなると、70年間なかった「日本人が紛争に巻き込まれる」リスクが高くなるけど、仕方ない?
日本人を嫌う国が増えると思うんだけれど、いや、今以上にテロに対するリスクが高くなるけど、良い?
(そういえばさ、官邸の屋上にドローンが落ちてたのに知らなかった、なんて事件あったけれど、
もう、あきれるほどの危機管理能力のなさだよね。日本人ってそんなもんなんだよね)
そんな危機管理能力のないアタクシ達が、海千山千の、やるかやられるかの世界でやっていけるのか?

アタクシは、戦後、「日本が平和を勝ち取ってきた」なんて思っていない。
矛盾を抱えた「日本国憲法」を、どうにかこうにか運用してきた政府のおかげで、どうにかこうにか世界と
付き合えてきたと思っている。そして、その憲法をないがしろにする法案には無理があると思っている。
この無理無理法案が通ったとして、実際に運用しなければいけない状況が訪れるのはいつだろう?
将来、この法案のおかげで、「お国のために」死んでいく日本人が出るリスク、本当にない?
あっ、そうか、この法案、「憲法9条改憲」の布石なんだよ。
「ことが起こる」→「だれか死ぬ」→「やっぱ、軍隊じゃないからだ」→「憲法変えよう」→「そうだ、そうだ」
・・・・・やっぱ、無理無理・・・・無いなこの法案。
Secret

TrackBackURL
→http://washiaya.blog72.fc2.com/tb.php/2385-36a32d51