2015.07.19 今からやれることはいくらでもあるぞ
アタクシは護憲派である。
・・・・というのも、大学生時代に読んだ日本国憲法(たぶん、小学館から出ている漢字に振り仮名を打ったヤツ)
を読んで、いたく感動したからである。だって、それまで、憲法なんてものは、教科書の中の出来事で
自分の周辺でリアルに憲法の事を考えることなんてなかったんだもの。その振り仮名を打った「日本国憲法」
という本を読んで、憲法というのは、その国の目標とする指針を現したものであることを知り、その美しい
文体とともに感動した、と言っても良い。大げさに言うと、そこには「日本国の理想」が書かれていた。
だから、アタクシは、誰がこの憲法を創案し、文章化したのかは「知らない」が、この「理想の文章」に惚れて
護憲派になったといっても良い。
つまり、“私は、国会議員になった当初から改憲論者だが、3つの点で憲法を改正すべきだと主張してきた。
第一の理由だが、現行憲法は占領軍の手によって、憲法の専門家ではない人たちによって2週間そこそこで
書き上げられた、と言われており、やはり国の基本法である限り、制定過程にもこだわらざるを得ない”と
話す現総理大臣とは、日本国憲法に対する捉え方が正反対であると言える。
彼は、「誰が作ったか」を問題とし、だから、改憲すべきだと主張する。
アタクシは、その「内容」が素晴らしいから憲法を守るべきだと考えている。

不思議だなー、と思うのは、現総理大臣の言っていること。
憲法の制定過程に占領軍(アメリカ)の意思が深くかかわっているからダメだ、と言って、軍隊を持つことが
できる憲法に改正するぞー、と息巻いていたのに、誰かに「そりゃ、まだ無理でしょう」と言われたのか、
いつの間にやら、占領国だった現同盟国(そのアメリカ)の意思に沿ったような法案を考えたこと。
集団的自衛権が憲法違反じゃないと、国民の理解を得たいと言いながら、電話子供相談室の答えのような、
論点があいまいな例を永遠と話していること。支持率命で、法案以外のややこしい事態(たとえば、
新国立競技場問題とか)を、一般受けを狙った場当たり的な対処方法で乗り越えようとする姑息な手段。
一本も筋が通っていないし、国民の事より国家のことしか興味がない、権力の優位性を堅持するために
必死に作戦を練っているように思えてならない。

安保関連法案が、憲法解釈の論点を無視するかのように衆議院を通過した。(それほど荒れもせずに)
ちょっと期待したのが、与党の一部議員が反旗を翻すんじゃないか、と思ったんだけれど、
誰もなかったねー(ニュースでは公明党議員が欠席したみたいなこと報道してたけれど)
あとは、ズルズルと参議院で誤魔化していれば、60日後には衆議院で再可決する。
国会議事堂前では若者中心に反対集会が開かれている。この若者たちは雰囲気だ
けじゃなく、日本国憲法をしっかりと読んで理解している人達であることを信じたい。

選挙権が引き下げられて、18歳から投票できるようになった。
この世代で「日本国憲法」を端から端まで読んだ人は何割ぐらいいるだろうか?
たぶん、そんなにないんじゃないかなー。人は知らないと、他人の言うことを鵜呑みにして
しまいがち。それが良いのか悪いのか判断できずに、「へー、そんなもんなのかー」で流されちゃう。
でも、知ってると、「えっ!そうかなー?」とか、「ん!その通り」って自分で判断できるでしょう?
今こそ、アタクシ達大人が、彼ら以下子供たちに現「日本国憲法」をしっかりと伝え、昔のアタ
クシみたいに、ポヤーっとしか知らなかった「教科書の中の憲法」ではなく、現実としての憲法を
理解し、遵守する精神を育めるチャンスなのではないか、このバカげた法案を通させたアタクシ達
大人の責任として、今からやれることはいくらでもあるぞ、と護憲派のアタクシは思うのだが…。
(今、書いてることって、憲法違反でも法律違反でもないよね)

R8862296.jpg

Secret

TrackBackURL
→http://washiaya.blog72.fc2.com/tb.php/2391-76796805