2015.08.13 プロパガンダにご用心
NHKスペシャル「憎しみはこうして激化した~戦争とプロパガンダ~」を見た人、手を上げてー。

この夏は、戦後70年を意識してか、それとも安保関連法案をけん制してか、各放送局が戦争当時の
記録をもとにした特別番組を、例年より多くプログラムに組み込んでいるような気がする。
春にやっとのことで液晶テレビに買い替え(!)、画面に表示される番組表を見ながら、録画機能を
駆使して(!)、見たい番組を録画するという、文明の利器を使いこなす謳歌を味わっているワタクシ。
昔から、この時期になると先の戦争とはなんだったのか?という疑問を頭をもたげるワタクシなので、
つい、その手の番組を録画して、夜中にひとり見ている。(性格暗い?)
まあ、途中で寝てしまうことも多々あるが、前出の番組は興味深く最後まで見ることができた。

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クリント・イーストウッド監督の名作【父親たちの星条旗】のテーマともなった「硫黄島のすり鉢山に
勝ったぞー、と星条旗を掲げたアメリカ兵士たち」の映像が、実はフェイクだったという、そして
そんな映像を国民に見せて、戦費を稼いだ「プロパガンダ映像」が、実に悲惨な戦争の情景を
写していたにもかかわらず、一切国民に見せることがなかったという事実をドキュメントした番組。

この番組を見ていて、「今」、国会で繰り広げられている議員さんのパフォーマンスや発言、それに各新聞
の論調や批判合戦を読んでいると、どこまでが「プロパガンダ的」なんだろうか(・・・・的、って鼻につく言い
回しだけれど許してくれ)と考えた。
当時は、情報なんて新聞とニュース映画ぐらい(噂っていう情報もある)だから、みんなその少ない情報を
信じるしかなかった。そして国に裏切られた。言論統制や情報統制で「おかしいんじゃね?」と感じていても、
それを外に出すことは、よほどの覚悟が必要だったに違いない。だから当時は、【その情報を流す人たちの
都合のいい情報】を信じさせた戦争プロパガンダ。
しかし、今はそうじゃない。【その情報を流す人たちの都合のいい情報】があふれている。しかし、その中の
【自分に都合のいい情報】だけを集めて、他意見を批判することは、視野が狭いようで、怖いと思った。

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