2016.02.08 僕のマッキーナ、もしくはラストカメラ
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使ってみての感想。
良いねー、凄く良い。なんか、昂揚感がある。
もう、何回レンズを出したり、引っ込めたりしただろう。そんなことさえ楽しい。
因みに、このカメラは使わないときはレンズを引っ込められ、(蛇腹カメラという)
それがコンパクトになれる中判カメラとしての最大の特徴。

大きさは、B5サイズの大きさのアルミ弁当箱ぐらい、重さは1200g(公称)。
キャノンのEOS 5D Mark III にEF24-70L IS U レンズを付けた状態より260g軽く、
ソニーのα7 II ILCE-7M2K にFE 28-70mm F3.5-5.6 OSSレンズを付けた状態より350g重い。
中身の詰まった平べったい弁当箱の重さを想像すると、見た目より重い。(当たり前だけど)

一般的な一眼レフのカメラとは部品の構成が違うから、最初は少し戸惑った。
絞りとシャッタースピードを回すリングがレンズ先端についているので、使いづらい。
距離を合わせるリングは、シャッターボタンと兼ねているのは、案外使いやすい。

ファインダーはそれほど明るくはないが、二重像を合わせるタイプは、レンジファインダーカメラを
使ってきた経験からか、ピントが合わせやすく、全くストレスはない。
ただし、経年変化で二重像が薄まってくることもあるらしいから、古いカメラ故先行きは不安だ。
露出計は電池の接触不良からか、作動したりしなかったり・・・・これも古いカメラだから仕方のない
ことだとあきらめている。使えなくても露出計を持っていけば問題ない。

裏蓋を開けてフィルムを入れるのですが、そこにはレンズの後ろ玉が露出していて、
フィルムの入れ方が慣れていないので、まごまごしているとレンズに埃がつくんじゃないか、
もし傷つけたらどうしようと、少し心臓に悪い。

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しかし久しぶりだなー、カメラを触っていてこんなに楽しいのは。
質実剛健の無骨なデザインだけれど、レンズを繰り出すタスキ掛けの部品や、皮でできた蛇腹、
それに、ニコン製の大きなレンズ。巻き上げノブの感触もいかにもフィルム巻いてますって感じだ。
そんなカメラという機械の成り立ちが目や感触でわかるむき出し感が、蒸気機関車みたいでワタ
クシ好みであるのでしょう。こんな愉楽はデジタルカメラには絶対ないぞ、と断言しましょう。

DSCF0009.jpg

えっ?このカメラで撮った写真を紹介しないのかって?
それがねー、ここからがハードルが高いのです。デジタルだとすぐに紹介できるんだけれどね。


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