2016.05.05 がんばれ、国立近代美術館
細見美術館から歩いて5分、京都市立美術館のむかいにある京都国立近代美術館。
市立美術館が入場者の列が絶えないのに比べ、人々でごった返している、というわけでもない。
喧噪の岡崎公園の中では、閑散としたエントランス風情は、いつものことながら心配になる。
今、開催されている展覧会名が「オーダーメイド:それぞれの展覧会」
・・・・・ これじゃ、客は来ないよな― ・・・・・

HPに概略が載っているが・・・・
美術館で展示された作品は、それが置かれる空間やともに並ぶ別の作品との思いがけない出会いを
通して、さまざまな意味を生みだし、鑑賞者を豊かな解読の世界へと誘ってくれます。
「オーダーメイド:それぞれの展覧会」は、鑑賞者が順路やテーマを選択しながら鑑賞することで、
展覧会の見え方が変化するプログラムです。 ここでは当館のコレクションを使って、作品同士がどの
ように関係づけられ、作品の〈配列=オーダー〉がどのように決定されうるのかを体験を通して考えます。
「人生は選択の連続」、観る人それぞれが自分なりの物語を見つけながら展覧会(あるいはその見方)を
オーダーメイドするために、美術館に足を踏み入れたところからゲームは始まります。
・・・・・ これだけじゃ、どんな展覧会なのか、わかんないよな― ・・・・・

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そこでこちらも、もうひと踏ん張り、リンクされている出品リストをチェックし、
出品されている作品リストを見て、やっと観に行く気になった。(失礼な言い方だが)
作品は一部を除き、すべて京都国立近代美術館所が持っている作品ですが、さすが国立。近現代
美術に属するそれぞれの作品の質も高く、見ごたえのある展覧会だった。
「国立」と名のつく近代美術館は東京竹橋にある美術館と、ここの二か所。公立の美術館としては
老舗。老舗ゆえのしがらみが強いのか、どうも一般受けする企画が少ないと感じるのはアタクシだけ?
国立西洋美術館は重鎮だから横に置いといて、同じ「国立」がついていても、国立新美術館や国立
国際美術館は、キャッチ―な企画で興味を引く展覧会が多いと感じるのはアタクシだけ?

それぞれの「国立」に「役割分担」、というのがあるのだろう。
ここの展覧会の履歴を見てみると、幅広く様々なジャンルの企画展が開かれているのがわかるし、
前に訪れたのはもう5年前の青木繁、こちらが興味を持っているジャンルの展覧会が少ないから、
行く機会が少なくなってしまうのかなー。(向かいの市立美術館は年に一回は行ってるような)

まあ、「ゲームがはじまる・・・」という企画は理解できなかったにしても、おもしろかったよ。
画像左上: クシシュトフ・ヴォディチコ 「もし不審なものを見かけたら・・・・・・」 ヴィデオインスタレーション
画像右上: ウォルフガンク・ティルマンス 「Kyoto Installation 1988-1999」 インスタレーション
画像左下: 笠原恵実子 「 MANUS-CURE」 ポリエステル・フィルムに塗ったネイルカラー1050色
画像右下: 村岡三郎 「空質―値」 紙、木炭、朱
写真も撮れるので気に入った作品をいくつか撮影した。

あと、久しぶりにデュシャンの便器(泉)も見られた、それに静かに観られたから良かったよかった。
しかし、展覧会のハシゴは疲れるなー・・・以上!


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