2016.07.24 三つ子の魂百まで
006-0205.jpg

また、マニアックな話で恐縮です。
 フィルムカメラ、 PEN-FT に同じメーカー(OLYNPUS)の、これまたフィルム一眼レフカメラ、OMシリーズ
のレンズを装着できるアダプターを手に入れた。正式名「OLYMPUS OM LENS MOUNT ADAPTER PEN F」
「アダプター」・・・フィルムカメラ時代の色々な機種のレンズを、自分のカメラにつけられるアクセサリー。
こういう部品というか道具というか、アクセサリーは、カメラを普通に素直な感覚で使っている分には必要
ない。よって、写真を撮ることが純粋に好きな人には、わざわざ買わなくてもいいのに、そんなアクセサリー
買うならレンズ買えよ、と思われることでしょう。まったくそのとおり。アタクシがこのアクセサリーを買って
使えるレンズは、OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8という、ごくごく平凡な標準レンズ一本だけ。
まあ、突然欲しくなった理由は、自分の持っているこのレンズをPenFTにつけて撮ってみたい、というその
理由だけ。なんか不思議でしょう?これがマニアという人種です。アタクシの場合はフィルムPenマニアと
いうことでしょうか?それに、人気のあるモノを選ぶ、とか、合理的な思考で選ぶ、という常套手段をうたな
い思考。人と違うことをしたい、持っていたいという思考。
 このアクセサリー、もう20年以上前に製造中止されていますが、箱付き、説明書付きの極上品。今、デジ
カメにつけるアダプターを買っても、箱の中に入っている商品はビニール袋だけに入れられ、味もそっけも
ないですが、4半世紀前のアクセサリーは丁寧な梱包ですね。精密機械ですので大切に扱いなさい、って
感じです。店のご主人もレジで商品を袋詰めにしながら言ってました。「ほとんど未使用品ですね、こうい
うのって一期一会ですから・・・・」。まあ、新品では二度と手に入らない貴重品であることは確かですからね。

 今、ちょこちょこ使ってますが、安直には使えない。きっと現代の基準なら使い物にならない、と評価さ
れるアクセサリーじゃないかな。だって・・・
露出を「絞り込んで」もファインダーは暗くならない機能というのがある。「解放測光」という。今のカメラは
ほとんどがこの機能を持っていて、ワタシタチはこの恩恵にあずかって適正な露出で写真が撮れている。
それで、この機能はレンズの一番明るい明るさで被写体を見ることができる、という特典もついてくる。こ
れにはそんな機能は備わっていない。「絞込み測光」といって、絞りを設定するレンズにある輪っかを暗い
ほうに回すと、それと連動してファインダーもどんどん暗くなる。暗くなるからピントも合わせづらくなり、暗
いファインダーのままピントを正確に合わせる、というのは至難の業。よって、レンズを明るい状態にして
ピントを合わせてから露出を合わせる。だから、露出を絞り込んで撮る場合は適当に合ってれば良いや、
と思う広い心根がないと、いらいらしながらピントを合わせることとなり、神経症に罹ってしまうか、ボディ
から外して地面に叩きつけるだろう。いや、病気にはならないし、たたきつけはしないだろうが、速攻、手
放して後悔だけが残るだろう。

 小さいころ、ミニカーを親にねだった。そして買ってもらったのが、南極観測隊の雪上車。
買ってもらえる、となった途端、こんな、人が持っていそうにもない珍しいモノを衝動的に欲してしまう。
普通、スーパーカーやスポーツカー、最低でも自動車、買ってもらうよね。でも、雪上車。
 オヤジになってもいっしょだ。
他人から見れば、衝動買い、というのが正当な評価でしょう。買ってしまってから、客観的に自己分析して
も衝動買いという結論。しかし、このように人が買わないようなモノを衝動買いするのはアタクシの性癖。
人と違うことをしたい、持っていたいという、この癖を考えてみると、結論として「三つ子の魂百まで」となる。

Secret

TrackBackURL
→http://washiaya.blog72.fc2.com/tb.php/2482-77fa5667