2008.08.30 カメラの修理屋さん
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HEXAR

涎を垂らして見ていた友人所有のタクソナの調子が悪い。
というか、フィルムを入れて4~5回巻き上げると、
レバーに異常なトルクがかかって巻き上げられない。
カメラ分解経験のある私に 「 ちょっと見てよ 」 と言われたので色々やってみたがどうにもならなかった。
そこで、以前カメラ屋で教えてもらった町の修理屋さんを訪ねた。


昔は少し賑わっていた大通りの奥にひっそりとあるそのカメラ修理所は、
木造平屋建て築40年、という感じの昭和のニオイが漂う民家で、
その玄関横に、「 ○○カメラ修理所 」 と小さな手書きの看板が掛けられてあった。
恐る恐る玄関の引き戸を開けて声をかけると、奥からいかにも実直そうなおやじさんが出てきた。
一応小さなカウンターのあるその店は、4畳半ほどの広さで、もうこれ以上箱は積めません、
というほど大小様々な箱が積んであり、よく見ると、それぞれの箱の横には
これまた様々なカメラの名前が書いてあった。
たぶんそこにはそのカメラの部品が入っているのだろう。

「 あのー、カメラの修理してくれるって聞いてきたんですけど ・ ・ ・ ・ 」
「 うちは、古いカメラしかできないよ 」
「 あ、はい、機械式のカメラです 」
レジ袋に入れてきたタクソナを安普請のカウンターに出して症状を言うと、
おやじさんはあちこちいじりながら不良箇所の点検を始めた。
「 昔の東欧製のカメラは作りが悪いんだよねー 」
と言いつつ、あちこち動きを確認し、不具合箇所を特定していく、という方法をとりながら
各機能の説明をしてくれる。
「 この部分が一番の原因かなー 」 と裏蓋に付いている圧板 ( フィルムを裏から押さえる板 ) が
原因であることを突き止めてくれた。
そして、日本製の中古カメラを出してきて
「 ね、正常ならこんなにスムースにフィルムが滑るでしょう?でも、これはちょっと滑りが悪いねー 」
と何回も較べ、私にも実感させてくれた。
「 でも、これだけじゃないみたいだねー。やっぱり分解して調整する必要があるね 」
「 そうですか?」
「 それに、調整したとしてもうまくいくかどうか保証できないねー 」
一緒に来ていた友人に 「 どうする? 」 と聞くと 「今のままじゃ使えないし、お願いします 」
ということで、修理をお願いしてきた。

帰り際に自分の持っているレンズの黴の事を聞いてみると
「 レンズの黴は早めに取らないと跡が残るよ 」 と教えてくれた。
今度来るときは自分のカメラの整備も頼もーっと ・ ・ ・ ・

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